つむぎの森へようこそ〜こころとからだの深呼吸

ホリスティックケア、Loving Touchcare、タッチケア、医療的ケアが必要な子へのタッチセラピーなどこころとからだがゆったり呼吸できるセラピューティックな場を提供しています。

緩和ケア

ヒーリングタッチによるホスピスケア見学報告inハワイ

今年2月のハワイのオアフ島訪問時の、
ヒーリングタッチによる
ホスピスケアの見学報告の記事が
アップされました♪
よければ、ご覧ください(^o^)/



http://httokyo.exblog.jp/21794122/

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緩和ケアとボランティアセミナー♪


満月、きれいですね〜(*^_^*)

昨日はものすごい雷でした。
ズド〜ン!!と
大音声がして、飛び起きました。
あわててパソコンの電源を
コンセントからはずします。

朝もケアルームに出かけようとすると
竜巻注意報+バケツをひっくり返したような雨。

今日は、逆瀬川で関西アロマセラピストフォーラムの
「緩和ケアでのアロマセラピー
ホスピスボランティア講習会」を
開催するので、
講師の先生や、受講生(日本各地から集まってくださいました!)
のみなさんが、無事に会場までこられますように・・と
エネルギーを送りました。

もちろん、朝のお客様も無事にお越しいただけますように・・。


祈りは聞き届けられ、
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天使のラストメッセージ・・


午前中のお客様が膝を痛められたそうで、
急遽、ぽっかりと空きになりました。

よし!と、自転車に乗って
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あの空の向こうに・・4


あの空の向こうに3の続きです。

Mさんの右足はトリートメントにつれて
とても暖かくきれいな色になってきました。
文字通り「血がかよいだした」かのように。


そして「ふー」と大きくため息をつき
「なんでこんなに空が青いんや」とつぶやきました。
え?と思ってベランダに面した大きな窓をみると
抜けるような青空が広がっています。
青い青い、深い海の底のように深みのある青。
青い空

「そうですね。青いですね。」とセラピストが
うなずくと、

「ここからは空しか見えん」吐き捨てるように
そう言って、涙をぽろぽろと流されたのです。

付き添いの方がおられるのか、どうかも分かりません。
荷物も少なく、がらーんとしている病室で、
ひとり告知を受け、心の苦しみと対極にあるかのような
あっけらかんと澄み切った青空を
何時間も眺めておられていたその気持ちを思うと、
一緒に涙が浮かんできました。

そこからは堰を切ったように、思いが流れ出しました。

今まで、一生懸命母親の介護をしてきたこと。
母一人子一人で、二人三脚でがんばってきたこと。
母を看取り、これからやっと自分の人生だと
思ったのもつかの間、体調不良で病院にくると
もう手遅れであったこと。
自分の今までの人生に悔いはないが、
これからの時間の短さを思うと
あまりに理不尽で、悲しく、どこに怒りをぶつけていいのか
分からないこと。

わたしはただ、ゆっくりと少しでも暖かさを伝えたくて、
さするように、なでるようにトリートメントを続けていました。

・・・スピリチュアルペイン・・・・

日本語に訳すのがとても難しいこの言葉を
あるホスピス医はこう表現しています。

『自分がいなくなる事と生きる意味の消失に伴う苦しみ』


死を目前にした人間のトータルペインという概念には、
4つのペイン(痛み)があります。
身体的な痛み、
精神的な痛み、
社会的な痛み、
そしてこのスピリチュアルペン。

最近では、この4つの痛みは並列的なものでなく、
比較的並列的な前の三者と比べて、
スピリチュアルペインはすべての苦しみを
インテグレート(統合)した概念と考えられつつあるようです。



もう少し続きます・・また次回に(*^_^*)








あの空の向こうに・・・3


緩和ケアでのアロマセラピーについては
今までほとんど書いていませんでした。
それが、今回、青い青い空をみて
ある患者さんのことを思い出したとき、
書きたい、と思いました。

書き始めるととまらない。
どれだけ多くの患者さんがアロマセラピーの
日を心待ちにしていることか。
そして、医療従事者ではないわたしたちアロマセラピストが
医療の現場で患者様に触れることができる、
ということがどれほど大変なことなのか。
何が求められ、何が可能で、何が危険なことか。
まだまだ課題も解決しなければいけない問題も
たくさんあります。
それでも、ほんのほ〜んの少しずつですが
着実にアロマセラピーをはじめとする様々な代替療法と
西洋医学がともに手をとりあい、
医療の現場で、お互いに対抗することなく
ひとりひとりの患者様に対してチームとして
まるごとケアできるような環境を
整えよう、としていると感じます。
ほんとうに、ちょっとずつです。

さてMさんに戻ります。
事前のカンファでの申し送りでは、
Mさんは仙骨部の腫瘍が引き起こす、
慢性的な腰の痛みと下肢のだるさ、重さを訴え、
精神的にもまいっているということでした。

痛みを緩和する薬理成分を持つ、
いくつかの精油をブレンドし、
香りをかいでいただきました。
60代のMさんはきっと、アロマセラピー
という言葉を聞いたこともなかったでしょう。
さわやかな、でもほっとするような懐かしいブレンドの
香りをかいだとき、Mさんの表情が変わりました。


正座を崩してもらい、足から静かにトリートメントを始めました。
浮腫は見られず、痩せてはいましたが
きれいな足をしておられます。
ゆっくり、ゆっくり、やさしく、やさしく。
Mさんの呼吸を確認しながら、
スピードと圧を調整し、できるだけリラックスしていただきたい
一心で、掌を肌に密着させます。
手と肌が触れると、オイルが触媒となって
熱を発し、あたたかさに包まれます。

ふいに、「はあ〜」と大きくため息をつかれました。





あの空の向こうに・・ターミナルケア2


つづき・・・

ある日のこと。
担当となった男性の病室へ伺うと、
その方はベッドの上に正座し、病室の窓から
青い青い空を見ておられました。

どの病院でもアロマセラピーの前には、
看護士長さんとのカンファレンスがあり、
担当の患者様の状態について詳しい打ち合わせが
行われます。
この男性Mさんは、入院まもなくて
病名の告知をわたしが伺ったその日に
されたばかりでした。

ホテルのように立派な建物の病院の
最上階に緩和ケア病棟は位置し、
病棟には広い談話室も併設されています。
談話室は、おしゃれなカフェのように
三方の壁面がすべてガラス張りになっていて
琵琶湖に面しており、遠く伊吹山まで見渡すことができます。
凪いだ琵琶湖の水面に太陽の光が反射し、
遊覧船がゆっくりと行きかう景色は
あっと息を呑むほどに美しく、
贅沢な時間をすごすことができる空間になっています。
でもあまりここで、景色を眺めている患者さんを
見たことがありません。
付き添いの家族の方が言葉も少なく、
琵琶湖を、山を、見るともなしに見ているのをよく見かけました。

Mさんは60代。
付き添いの方もなく、お荷物も少なく、
たったひとりで正座しておられます。
病室は個室で清潔で明るく、ベッドとソファー、
洗面台もきれいで、ちょっとしたホテルのような
仕様になっています。
ベランダに面した大きな窓に近寄ると、
眼下に琵琶湖を一望できる景色が広がります。

病室に伺うと、アロマセラピストは
まず自己紹介とアロマセラピーの説明を始めます。
ほとんどの患者さんは、アロマセラピーをみたことも
聴いたことも体験したこともありません。
それでも、精油の香りを試していただきながら
簡単にご説明すると、たいていの方は
「ああ、いい香り、どうぞお願いします」と
受け入れてくださいます。

わたしたちが行う緩和ケアでのアロマセラピーは
リラクセーションを目的としています。
病気の辛さ、苦しさに寄り添い、
スピリチュアルペインを和らげ、
ゆっくりとした優しいトリートメントで
こころとからだの緊張をほぐし、
またお話しに耳を傾ける時間を持つことで、
安心感を感じていただきます。

Mさんは、自己紹介にも精油の説明にも
アロマセラピーにも、まったく言葉を
発することなく、じっと空を見ていました。

やめてほしい、ともおっしゃらないので、
「植物の香りを使って、Mさんの腕や足に
優しくアロママッサージをしてもよろしいですか?」
と尋ねました。
やっぱり、何も言わず、わたしの顔も見ず
小さく小さくうなずかれました。

明日に続きます・・・







あの空の向こうに・・ターミナルケア1


緩和ケアでのアロマセラピーのボランティアに
毎週のように通っていた時期がありました。
精油の入ったポーチを持って
(夏場は保冷袋に入れて!)
往復4時間以上もかけて通っていました。

ここでは、わたしのアロマセラピーの原点となることを
たくさん学びました。

いろんな方との出会いがあり、
様々な物語があり、悲しさと辛さと厳しい現実があり、
緩和ケアなのに、なぜ?と思われるかもしれませんが
笑顔もいっぱいありました。

手の力。

手のあたたかさ。

なんていうことのない会話がときほぐしていく
こころとからだの緊張。

涙。

語られた物語と語られなかった物語。

病室を満たす心地良い植物の香り。

ターミナルの患者さんにとって、
アロマセラピートリートメントのタッチと
優しい精油の香りがもたらす効果は
ここでは書ききれないほどです。
わたしが担当させてもらった患者さんはどなたも
たった1回のトリートメントの機会であっても
忘れることなく、記憶のなかで生き続けておられます。

痛みと悲しさで笑顔がなくなってしまった方が
精油の香りに触れた瞬間に見せる笑顔と
「ああ、いい香り」のためいき。

トリートメントの間に、何度も何度も
「あ〜いい気持ち(*^_^*)、こんないいものなのね」と
繰り返し口にされる「ありがとう」。

わたしたちが訪ねていく日は、朝から
何回も「アロマの人はまだ?」
と尋ねてくれている年配の患者さん。

「こんなに気持ちよさそうなお父さん、
入院して初めてみました」と涙ぐむ家族の方。

肺への転移からずっと咳き込んでいた方が
アロマトリートメント中は一度も咳き込まず、
すーすーと穏やかな呼吸をして
眠りにつかれたこともありました。

ある日のこと。
担当となった男性の病室へ伺うと、
その方はベッドの上に正座し、病室の窓から
青い青い空を見ておられました。

続きは次回に・・・









緩和ケアでは


田口ランディさんの昨日のブログが「ホスピスに行ってきた」
というものだったので、
今日もまた緩和ケアについて書いてみようと思います。

まずは緩和ケアって?という方のために、簡単にご説明
しますね。
わたしは現在、2つの市中病院内にある緩和ケアで
アロマセラピーのトリートメントをさせていただいています。
緩和ケアやホスピスなどいろんな言葉がありますが
宗教が背景にあるとホスピス、
そうでない場合は緩和ケアと呼ばれるようです。
どちらも終末医療を行う施設です。
ターミナル施設などとも呼ばれます。

がんの末期を迎えた患者さんに対して、
最後のときを迎えるまでの間、痛みや不快感を緩和して、
なるべく自分らしく生きられるように
「からだ」と「こころ」の痛みへの治療やケアをすること、
患者とその家族の価値観を大切にすること、
単なる延命よりもコミュニケーションを通した
こころのケアを行うことが大切であると
認識しているのが緩和医療といえると思います。

ランディさんも書かれていますが、ここで重視されるのはアグリモニ 続きを読む

緩和ケアでのアロマセラピー





今日は、定期的に通っている
緩和ケアでのアロマセラピートリートメントの
施術の日でした。

今日お伺いした緩和ケア(ホスピス)は
琵琶湖の東にあります。
ここへ通う道中は山や田んぼや湖など
自然がいっぱいで、
大阪の都心部で生活しているわたしには
ちょっとした旅行気分です。

初めて緩和ケアでアロマセラピートリートメントを
したときのことは忘れられません。
手はふるえそうで、涙はこぼれそうで、
気の利いた言葉を捜して頭はいっぱいで
精油を選ぼうにも、喉がからからになってしまったのでした。

そんな焦りをさとられまいとしていましたが
クライアントの方はもうかなり年配で
ご自分の病気のこともご存知の方。
問わずがたりに、戦争時分のこと、
大きな地震にあったけど、なんとか生き延びてきたこと、
若い頃はおしゃれもしたよ、
子どもが3人、とってもいい子に育ってくれて
とても幸せな人生だった、とお話しをしてくださいました。











夕空 続きを読む

緩和ケアホーム飛鳥で

今日は気持ちのいい日でしたね。
連休に入っている方もいらっしゃるでしょうか。
どんなお休みをすごしておられますか。
 
わたしは今日は、奈良に新しくできた
緩和ケア病棟の見学会に
アロマセラピーの恩師や仲間たちと
参加してきました。
 
〔緩和ケアホーム飛鳥〕は
気持ちの良い風が薫る
自然の真ん中にありました。
自然素材をふんだんに取り入れた
建物のそこかしこに、
光と風が入り込み、
1階受付のまん前にはバルコニーテラスが
あります。
草や木や花、畑、山、ぴちぴちと聞こえる鳥の声。
 
そしてアメリカなどでは当然必要とされているのに
日本の病院ではまだまだ少ない、
瞑想室がありました。
 
保育所が隣接しており、登園する子どもたちの
明るい声も聞こえるでしょうか。
真新しい畳の匂いがすがすがしい家族室。
すべての個室はかわいらしい花の名前がつけられ
その花を描いたタイルが表札がわりに
かけられています。
病院らしくない、あたたかい色柄のシーツ。
どの部屋にもバルコニーがあり、
周りの風景を楽しむことができます。
 
考えられる限り最高の施設を備え、
細部まで優しさをとぬくもりの感じられる
すばらしい病棟に感動でした。
 
もちろん、病棟のスタッフも熱意ある方々です。
ホスピス長のS先生は音楽がお好きな
やさしい温厚な先生。
わたしもアロマセラピーの学校では
たいへんお世話になりました。
「自宅にいるように、リラックスして
すごしていただきたい」と
お話ししながら案内していただきました。
先生、どうもありがとうございました。
>緩和ケア飛鳥テラス緩和ケア飛鳥瞑想室 続きを読む
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