つむぎの森へようこそ〜こころとからだの深呼吸

ホリスティックケア、Loving Touchcare、タッチケア、医療的ケアが必要な子へのタッチセラピーなどこころとからだがゆったり呼吸できるセラピューティックな場を提供しています。

ホリスティック医学

「脳科学とホリスティック医学」シンポジウムを開催します!受付中♪


NPO法人日本ホリスティック医学協会のシンポジウムを開催します!(はやしも運営に携わっています)
今年は、zoomでの開催になります。
ご自宅でくつろぎなから、ご参加いただけます。
事前お申込みの方は、後日視聴も可能です。
会長に就任された関西支部長で緩和ケア医の黒丸尊治先生が、温めてこられたテーマになります。ぜひみなさま、ご一緒できますことを楽しみにしています。
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以下、ホリスティック医学協会記事から引用


「脳科学とホリスティック医学 〜コロナうつから死後の世界まで」
https://www.holistic-medicine.or.jp/.../symposium/nokagaku/
(申込者に限り、シンポジウムの録画動画を後日視聴できます)
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◎投稿記事文責:黒丸尊治(シンポジウム実行委員長/協会会長)




今回の演者は、「脳の学校」代表で、
脳内科医・加藤プラチナクリニック院長の加藤俊徳先生、当協会名誉会長の帯津良一先生、
そして、私、黒丸尊治の3名です。


加藤先生は、『脳の強化書』などの著書が有名で、
脳の働きを画像的に見る独自の方法を発見、
それを臨床に活かし、様々な人の脳と身体の成長、
こころの成長を助けるために、「薬だけに頼らない脳の処方箋」を実践しているドクターです。


加藤先生は、脳の自然治癒力、つまり脳の成長力を可視化し、それを成長させるための様々な方法を提供しています。
また、「引き寄せ」の法則やテレパシー、予知夢、
金縛りといった不思議な現象も、脳画像的な視点から説明できると言っています。


さらに、脳は実と虚の調和によって成り立っているという考えも持っています。
この仮説によると、人間は生きているときは、実と虚が連動していますが、死後は、実が消え、虚の自分が残るというのです。
生きているときも実の自分の脳だけでなく、脳を通じて虚の自分をも成長させていくことが必要であり、その点から、人と人生と命について考えていくことが大切だと言います。


加藤先生の今回の講演のテーマは、
『脳の成長を支える「実」と「虚」2つの力』です。


まさに死後のことまで視野に入れて「今をどう生きるか」という話であり、それを脳画像的な視点というとてもユニークな切り口から聞けるとあって、私も今からワクワクしています。


もう一人の演者である帯津良一先生は、言わずと知れたホリスティック医学の大家です。


80代になられても、今もなお年間100回以上の講演をこなしつつ、日々外来診察もしているという超人的な現役医師です。


帯津先生はホリスティック医学を実践している臨床医の中では、最も見識が広く、またバランス感覚のよい先生だと思います。


医学の知識や経験ばかりではなく、文学や哲学、映画といった分野にも造詣が深く、
人生には何よりも「ときめきが大切」と仰っいます。


シンポジウムの講演テーマは『医学の対象は個物から場へ』。
今年はどんなお話が聞けるのでしょうか!?
今からとても楽しみです。


今回このような先生方と共に、私もお話しさせていただけることを光栄に思います。


私(黒丸尊治)の演題は
『コミュニケーション医学の挑戦』です。


医療現場でのコミュニケーションは、単に情報収集や情報提供といったものではなく、
医療者のかかわり方や伝え方いかんで、
患者さんの「心の治癒力」に大きな影響を及し、治療効果を左右すると言っても過言ではありません。


その際、安心感や信頼感、期待感や可能性といった思いが大切になってくるのですが、
本当ならどのようなコミュニケーションを取ればそれらの思いを引きだせるのか、その具体的なやり取りまで踏み込みたいと思っています。


限られた時間でどこまでお話しできるかわかりませんが、私なりに精いっぱいお話しさせて頂きます。


最後は、出演者全員でパネルディスカッションを行います。
きっとその場でしか聞けない話が飛び出ることでしょう。
どうぞご期待ください。
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今年のシンポジウムは、【zoomライブ参加】【後日視聴】どちらも可能です。ご興味のある方は、ぜひお申し込み下さい。
全国からのご参加をお待ちしております。
11/15(日)13:00〜16:40
ホリスティック医学シンポジウム2020 (zoomライブ配信)
「脳科学とホリスティック医学〜コロナうつから死後の世界まで」
https://www.holistic-medicine.or.jp/.../symposium/nokagaku/


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はやしにメッセージいただけましたら、紹介割引のご案内もさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします😊



つながりの医療と「がんを乗り越えるメンタル」


朝から5時間近い会議が終了。
今日は定例のホリスティック医学協会の全国理事会。新型コロナでの行動の変化に伴い、会の運営などもニーズに合わせた進化が求められ、会議もzoomに移行しつつあります。
ホリスティック医学協会は30 年以上の歴史ある老舗のNPO法人。
医師や看護師、医療職の方やセラピストなどの専門会員と、ホリスティック哲学やホリスティック医療に関心のある一般会員の方で成り立つ非営利組織です。
インターネットで簡単にあらゆる情報にアクセスできる今の時代にあって、27年以上も協会を応援してくださる方がたくさんおられます。
ホリスティック「医学」と名付けられていますが、「治療」ではなく「治癒」に重きを置いた関わりの医療を大切にしています。そして、「反医療」ではありません。少なくともわたしに関しては、西洋医学を深く深くリスペクトしていますし、適切なワクチンの接種なども推奨しています。

新型コロナウイルスに関してもそうですが、玉石混交な真偽も危うい情報がマスメディアなどで飛び交う中で、わたしたちの日常の暮らしを支える質の高い情報を発信する責任を、皆で再確認する機会になりました。
会議の後は、運営スタッフの方との懇親会を企画しました。
初のzoomでのスタッフ懇親会です。
なかなか会うことのできない日本各地でお手伝いくださるスタッフの方と、リラックスして話せる場になったかと思います。
わたしがホリスティック医学協会に事務局として関わることになったのは17年前。
日本において、「ホリスティック全体性」という概念を定着させる最初の一歩となった協会の愛すべき魅力的な先生方にお会いできることがただ嬉しく、2ヶ月に一度のフォーラム、シンポジウムに通いつめ、企画運営に加わることになりました。
哲学と臨床と理論を統合し、抜群のバランス感覚と人間力で魅了し続けてくださる帯津先生や上野圭一先生は今もわたしの中では特別な存在ですし、協会に属してくださる先生方やスタッフのみなさまからは、励ましと学びの機会をいただいています。

またコロナ禍で少しお休みしていましたが、今月は関西支部のフォーラムもzoomにて開催します。

10月25日は、わずか22歳で希少がんと診断され余命告知を受けたがんサバイバーの杉浦貴之さんに20年の軌跡をお話しいただきます。
テーマは「がんを乗り越えるメンタル」
本当はライブ形式で歌も歌っていただく予定でしたが、感染対策のため、スタジオでのご講演とライブをzoom配信することになりました。
生きる元気が自然と湧いてくる、そんなフォーラムになりそうです。
会員非会員問わずどなたでもご参加いただけます。前もってお申込みいただいた方は後日視聴も可能です。
ぜひご一緒できますことを楽しみにしています!





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ホリスティック医学協会の32年

朝から映画『君の名は』の舞台となった四谷須賀神社へお参りしたあとは、新宿御苑すぐ横のホリスティック医学協会本部へ。

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長年お世話になった代々木から、さらに良いエネルギーを感じる四谷へ引っ越しとなり、お手伝いへ。
大尊敬する理事のIzumi Kubota先生と一緒に32年分のシンポジウムや研究会の写真の整理を行いました^ ^

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帯津良一名誉会長や上野圭一顧問の若かりし姿(ほとんどお変わりなく!)や、懐かしい先生方の笑顔のお写真に、たびたび手を止めて、じーん、としたり、話題になったり。
手を動かしつつも、「ホリスティックとは」という深いテーマを語る贅沢な時間でした^ ^
理事会や会議でもこんな自由なディスカッションができるといいな。
四ツ谷から、ホリスティック医学についての発信をこれからも丁寧に行っていきます。応援よろしくお願いします!

植物のエッセンスに触れる。ホリスティックアロマケア中級講座、開講しました♪

今日はホリスティックアロマケア中級講座を開講しました!

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植物を用いて、全人的に人と関わり、ホリスティックなケアを行うということは、香りや嗜好性、作用機序や化学成分についての理解が不可欠です。
天然だから、自然だから、どんな使い方をしても良いのではありません。
精油のパーソナリティ を知り、成分を知って使うと、驚くほど可能性に満ちて、優しく、パワフルに心身を整えることができます^ ^
炭素と水素の話から始まった精油の化学はみなさん、「面白い〜!」とおっしゃっていただきました。やった!


アロマセラピーが目に見える物質としての精油と、目に見えない香りやエネルギーの両側面から、同じように、目に見えるBODYと目に見えないMIND、SPIRTにアプローチしていくのは、要素還元的な見方と、全体性へのバランスが大切。

さらに14の精油のプロファイルと、クラフト作成。
とても贅沢なミストとジェルができました。お互いのブレンドを試して、子どものように喜びあいました。
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そして、最後は聖なる植物の本質(essence)に触れ、香りと一体になりました。


植物の懐にとびこんで包み込まれたような感覚。晴れ晴れとした爽快感です。
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました😊
今度はビューティ アロマで、さらに綺麗になりましょうね!

ホリスティック医学のその向こうへ!

特定非営利活動法人日本ホリスティック医学協会の新会長に、関西支部長を長年務めてくださった黒丸尊治氏が就任しました。
新たに関西支部長に愛場庸雅氏が就任しました。

わたしも、このたび常任理事の推薦を受け就任が決まりました。
一臨床家であるわたしが大きな組織の中でどんな役割を果たせるのか、日々考え続けています。
新しく研究会の発足も承認され身が引き締まる思いでいます。
「こどもの健やかな育ちをホリスティックな視点で考える研究会」で、さまざまな領域でこどもに関わるご活動をされているみなさまと議論ができる場作りをしたいと考えています。ご協力をいただきたいです!
これまで以上に、どうぞ、ご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

こころ、からだ、いのち丸ごとの幸せ♪ホリスティック医学シンポジウム、開催しました!

ホリスティック医学シンポジウムin大阪2019、無事終了!

手前味噌ですが、素晴らしいシンポジウムになりました。環境活動家と、精神科医とホスピス医師とフラダンサーと、瀬戸内寂聴さんの秘書さんが一堂に会するのです。圧巻でした!
ご来場くださったみなさま、本当にありがとうございました😊
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あの空間、あの踊り、あの愛のまなざし、あの言葉、全てを共有できたことがただただ嬉しく幸せです💕




ラダックからお帰りになったばかりの環境活動家で文化人類学者の辻信一さんからはスローライフについての考察を伺いました。わたしもスローライフに憧れて、自給自足の真似事をしていた時期がありました。
今も実は、自宅で食べるのはほとんど無農薬無添加。手作りの生きた食べ物にこだわり、生活を出来るだけ小さくしようとしています。
辻先生のおはなしはスケールが大きく、今のわたしたちの小さな行動が、環境や未来につながると、優しく警鐘をならしてくださいました。
大きく、強く、発展することがよいことだと、いつしか私たちは洗脳され思わされているだけなのかもしれません、永遠に大きくなるものなんて、どこにもないのに。
自然界は成長を止めることを知っている。
スモールイズビューティフル。
小さなシンプルなところにとどまる。
足るを知ることの意味。人類の知恵。
そして「懐かしい未来」。
響きました。
「○○すぎる」と壊れてしまうものをもう一度、見直す必要があります。


やきつべの径診療所・児童精神科医の夏苅郁子先生からは、どれだけ苦しい日々があったとしても、「人は人を浴びてひとになる」ことを、教えていただきました。今回のシンポジウムにあたって、ぜひ、お招きしたいとずっと願っていた方でした。
精神を病む母の元で、虐待を受け、いじめを受け、生きる希望も望みもなく、薬物依存とリストカットでかろうじて生きのびてこられた壮絶な体験。
それでも、いま、精神科医として、また母として生きておられるのは、それまでに関わってこられたたくさんの方とのつながりだったのです。
心の病からの回復は「人生との和解」と、「善意の無関心」。
また家族・当事者・精神科医の貴重なご経験を土台に精神医療の問題に切り込んだ調査をされています。患者が精神科医師に望むことの1位と最下位の結果に、うーんとうなずきました。
夏苅先生の童女のような穏やかな笑顔が印象的でした。

淀川キリスト教病院名誉ホスピス長の柏木哲夫先生は、日本のホスピスの父ともいうべき方。わたしもスピリチュアルケアのいったんを担うものとして、尊敬申し上げている医師です。
2500人の死に寄り添い、「死にゆく人」と「生きているわたし」の対立関係でなく、「いつか、死にゆくわたし」の立場を貫いておられます。
生き様が死に様であり、「人生の実力者」に丁寧に光を当ててくださいました。「散らす生き方」を心がけようと誓いました。

瀬戸内寂聴さんの秘書で知られる瀬尾まなほさん。
66歳差のある寂聴さんとの生活から学んだ幸せになるコツを教えてくださいました!
まなほさんの屈託のない本音の会話が、寂聴さんの心をほぐし、お互いを高め合っておられる動画にも癒されました。おふたりでいる時の笑顔が本当に素敵💕


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そして、古典フラのパフォーマンスをしてくださった、maluhiaさん。会場がハワイになりました!

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天と地をつなぎ、神のために踊るフラ。ハワイに伝わる叡智のご紹介とともに、フラ・カヒコを演じてくださいました。ハワイに傾倒し、毎年訪れていた時期があります。たくさんのフラを見ましたが、こんなに涙が流れるフラは初めてでした✨
フラは愛と祈りそのものでした。


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ご登壇くださったみなさま、本当にありがとうございました😊

また司会を務めてくださった、我がアロマセラピーの恩師の相原由花先生。歯切れの良い、でも愛に溢れた言葉が講師の先生方と会場のみなさまをつなぎ、共感と理解を深めてくださいました。相原先生、ありがとうございました😊

2年に一度のホリスティックシンポジウムにわたしが運営に関わるのは9回目。
運営スタッフは、医師や看護師やセラピストばかり、みんなイベントは素人です。何時間も費やしてディスカッションして企画をし、講師の先生方にお手紙やメールを書き、前日まで何度もシュミレーションして、シンポジウムに臨みます。
看板の文字もご登壇者のお名前もスタッフの手書きだったのですよ、お気づきになられましたか?
みんな手弁当で、フルタイムの仕事をこなしながら、シンポジウムの開催に全力を尽くします。
「ホリスティック」哲学が、だれかの生きる力になること、来てくださった方の笑顔、そして打ち上げの清々しいビールを目指して!!
最高のチームワークでやりきった達成感でいっぱいです。


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そして頭のなかでは、辻先生がパネルディスカッションでお話しくださった「星の王子様とバラ」のエピソードが、 いまもリフレインしています。

次回シンポジウムは2年後です。
また二ヶ月に一度の関西支部のフォーラムは12月です。どなたでもご参加いただけます。お気軽にお越しくださいね^ ^

改めてお世話になりましたみなさま、ありがとうございました!

ホリスティック幸福論 ホリスティックシンポジウム、10月6日です!

いよいよ今週末10月6日、NPO法人日本ホリスティック医学協会関西支部の2年に一度のシンポジウムを大阪住道で開催します!まだまだお席、あります。どなたでもご参加いただけます。

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ホリスティック医学協会の活動は31年目に入りました。
今ではさほど珍しくない「ホリスティック」という概念を、最初に日本で伝える活動を非営利に始めたのが日本ホリスティック医学協会です。
目に見える物質としての「身体」には目に見えない「こころ」「情動」や「記憶」を内包し、身体機能は感覚からの知覚情報や感情と密接に関わります。
さらに身体と心を統合する微細なエネルギー活動を「いのち」と捉える、西洋医学的な綺麗に割り切れる機械的二元論とは異なる視点での人間観、あるいは生命観を、世に伝えてきました。

シンポジウムでは、さまざまな分野のスペシャリストをお招きして、多様な知識や考え方、視点などをわかりやすくお話いただきます。

理事役員もみんな手弁当で作り上げているシンポジウム。毎回、素晴らしい内容です!
一人でも多くの方とご一緒したいと考えています。

お子さんの運動会の雨天延期日の予定で参加を諦めていた方も、前日でも結構ですのでお声かけください^ ^

関西支部長で、彦根市立病院緩和ケア科部長の黒丸尊治医師が、今回のシンポジウムへの思いをシェアしてくださいました。
長文になりますが、お読みいただけると嬉しいです😊

以下、許可を得て引用します。

みなさんは、
何が人を幸せにするのか、
考えたことがありますか?

もちろん健康に恵まれ、
裕福で温かい家庭で育てば、
人は幸せだと感じられるかもしれません。

しかし現実はそうとは限りません。
何不自由ない生活を送りながらも、
非行や犯罪に走る人はたくさんいます。

逆に、小さい頃から大病を患ったり、
障がいを持っていたり、
さらには、経済的にも恵まれず、
両親がアルコール依存症だったり
暴力の絶えない家庭環境で育った人でも
今は幸せを感じている人もいます。

確かに辛い幼少期や学生時代を
不幸だと感じながら
過ごしている人はいるでしょうが、
だからといって、
それが本当に不幸だと
言い切れるのでしょうか。

今回、シンポジウムの演者の一人である
夏苅郁子先生がまさにその人です。

夏苅先生は、統合失調症の母親に育てられ、
そのことも影響してか
自分に全く自信が持てず、
自分は生きる価値がない人間だと思い込み、
常に死ぬことばかりを考えていました。

そんな思いで学生時代を過ごしていたので
自分自身も精神科に通う羽目に
なってしまいました。

医学部をめざし医者にはなったものの、
行くところがなく、
主治医だった精神科の教授から
「どこにも行くところがないなら、
うちにでも入るか」と誘ってもらい、
仕方なく精神科医になったとのことでした。

しかしその頃の彼女は、
薬物依存やアルコール依存、
過食と拒食をくり返し、
自殺未遂も2度しており、
患者さんから「先生、元気だしてね」と
逆に励まされる状態であり、
出口が全く見えない生活に
ほとほと疲れ切っていました。

そんな夏苅先生が、
教授の命令で地元のホスピスに
足を運ぶようになり、
それがきっかけで
柏木先生の存在を知りました。

大阪の淀川キリスト教病院で
ホスピス開設の準備をしていた柏木先生が
自分と同じ精神科医であることを知り、
この先生は死について
どう考えているのか知りたいという思いから、
純粋に柏木先生に会いたいと思ったそうです。

その思いが通じ、
3年間の間、月に1回大阪に通い、
柏木先生の回診につくことになりました。

このときホスピスで体験したことは、
医療のことだけにとどまらず、
人としての生き方についても
多くのことを学び、
それが彼女を救う
一つのきっかけになったことは確かです。

人が人を支えることの大切さや、
死により全てが失われても、
別の大きなものをもたらしてくれる。

夏苅先生の死に対する考え方は
ホスピスでの経験を通して
少しずつ変わっていったのでした。

夏苅先生が変わるきっかけを
作ったとも言える柏木先生も
今回のシンポジウムの演者の一人です。

夏苅先生にシンポジウムへの参加を
打診したところ、
柏木先生がいらっしゃるのであれば、
是非参加させて頂きますと
快諾して下さいました。

夏苅先生と柏木先生は30年ぶりに
シンポジウムで再会されることになります。
当日の講演も楽しみですが、
個人的にはお二人が控え室で
どのような話をされるのかにも興味があります。

一方の柏木先生はホスピス緩和ケアの世界では
知らない人はいない程の有名な先生です。
長年ホスピスの臨床に携わり、
患者さんの心に寄り添ったかかわりを
されていました。

ホスピスと言うと、入院患者さんのほぼすべてが
余命幾ばくもない死にゆく人であり、
また、それを見守る家族に悲しみやつらさは
想像に難くありません。

そんな患者さんや家族を
長年見続けてきた柏木先生だからこそわかる
“幸せのかたち”があると思います。

今回、柏木先生にシンポジウムの演者を
真っ先にお願いしたのは、
柏木先生であれば、
“死や悲しみ”と“幸せ”を
みごとにつなげ、融合し、
昇華させるような話をして下さるに
ちがいないと思ったからです。

講演を依頼した際、
「このテーマは面白いなあ~」と
しみじみと言って下さったのが印象的でした。
今からどんな話が聴けるのが、
楽しみで仕方ありません。

現代社会は早さや効率、便利さを
追求する傾向にありますが、
これが行き着く先はどこなのでしょうか。

早さや効率が重視される現代は、
インターネットが発達し、
手紙のやり取りといった
手間と時間のかかかる
非効率的で不便な通信手段は
次第に利用されなくなってきています。

そのため、手紙を待つゆとりや
人との情緒あるつながりは
今は失われつつあります。

また、新幹線の開発は
移動時間を大幅に縮小し、
日帰りでの出張を可能にしました。

しかしその一方で、現地で一泊し、
その土地の美味しい食べ物をゆっくりと味わう
楽しみやゆとりはなくなり、
かえって忙しさを増すことに
なってしまいました。

さらには、新幹線の開発に伴い、
多くの自然環境が破壊されるという問題も
無視できません。

今はAIが注目されていますが、
これも早さや便利さを追求するという点では
同じ方向に目が向けられており、
この流れは、
今後もますます加速されると思われます。

このように現代社会は
速さや便利さを獲得した代償として
心のつながりやゆとり、自然環境を
失ったとも言えます。

タイにはこんなことわざがあります。
「木々は大きな音を立てて倒れるが、
音をたてずに育つ」

確かに現代社会では、
気候変動や災害、テロの頻発、国際紛争など
あらゆるところで
「大きな木」が次々と倒れる音が聞こえます。

一方、「音をたてずに育っている木」もあります。
自然志向や健康志向、平和や公正さへの関心、
コミュニティへの関心、異文化への理解など
部分より全体、量より質、所有より共有、
結果より経験といったことを大切にする
考え方や活動の「木」が
様々なところで
「音をたてずに」育っているのです。

ただしこれらは、
現代社会のような急速な変化として
表れるものではなく、
ゆっくりと静かに進行する変化だと言えます。

医学の分野でもそうです。
薬や手術で
さっさと治そうとする西洋医学と、
自然治癒力や生活習慣の見直しといった
小さな変化の積み重ねによって
人が治り、癒されるという考え方の医学とでは
全く視点が異なります。

西洋医学が
ファーストメディスンだとするならば、
後者の医学はスローメディスンだと
言うことができます。

ちなみに私はスローメディスンを基本に据え、
必要に応じてファーストメディスンを
取り入れるというホリスティック医学を
大切にしています。

幸せについても同様なことが言えます。
便利さや効率を追求していく社会でも
幸せを感じることはできます。

でも、行き着く先には
ゆとりや穏やかさ、思いやり
自然とのつながりや共生といった
本来、幸せにとって大切な心の状態や
人や自然とのつながりが失われた社会に
本当の幸せはあるのでしょうか。

実は、この考え方は
環境=文化アクティビスの
辻信一さんが述べているところであり、
私も大いに賛成です。

10月6日(日)の大阪で開催される
ホリスティック医学シンポジウムin関西の
5人の演者の一人として辻信一さんも
およびしています。

他の4人の演者と全く異なる視点から
話が聴けるので、
今からとても楽しみです。

このシンポジウムには、もう一人
Yosei Maluhia辻さんもおよびしています。
ちなみに、辻信一さんと同じ辻さんですが、
二人は全く関係ありません。

今回のシンポジウムは講演ばかりが続くので、
少々「動」の要素も入れてはとの意見があり、
国際大会で過去2年連続準優勝をしている
Maluhia辻さんにフラダンスの
パフォーマンスとトークをお願いしました。

彼女も昔、うつ病や解離性障害を患い、
生きているのか死んでいるのか
わからないような日々に
もがき苦しんでいたという経験の持ち主です。

そんな彼女を救ったのが
レイキやヒーリングタッチという
エネルギー療法でした。

その研修をハワイ大学で受けた際、
フラ(ダンス)の師匠との
運命的な出会いがありました。

本来のフラは一般に知られているものよりも
ずっと精神的、神秘的で
スピリチュアルな存在です。

今では、従来の伝統を維持した古典フラと
観光客を楽しませるための現代フラがあり、
彼女が出会ったのが、
神への賛歌を起源とした古典フラだったのです。

当日は、普段は目にすることのない
古典フラも踊って頂けるとのことなので
その崇高で神聖なフラを楽しみにしています。

そんなわけで10月6日(日)に
大阪で開催されるシンポジウム
「Spiritual Happiness(ホリスティック幸福論)
〜こころ、からだ、いのちを幸せにする方法」
に是非おいで下さい。

https://www.holistic-kansai.com/2019sympo/

瀬尾まなほさん、柏木哲夫さん、夏苅郁子さん、辻信一さん、フラパフォーマンス!ホリスティックシンポジウム開催します!

関西支部長の黒丸医師を筆頭に、関西支部のメンバーが集まりました!

大きな会場の下見、そして分単位での細かなところまでしっかり打ち合わせしてきました!

今回は「ホリスティック幸福論」と題して『こころとからだ、いのちを幸福にする方法』を、素晴らしい講師の方々にご登壇いただき、みなさまと「幸せ」についての考察を深めます。

急きょ、瀬戸内寂聴さんの秘書の瀬尾まなほさんもご登壇が決まりました!寂聴先生から学ばれた人生を生きる知恵についてお話いただきます。

ホスピスケアの父と呼ばれる、淀川キリスト教病院の柏木哲夫医師。わたしも淀キリの緩和ケアに入院している方へタッチケアに通い、チャプレンの方とお話しをし、教会で祈りました。柏木先生の『ベッドサイドのユーモア学』の「にもかかわらず笑うこと」が好きです。

『人は人を浴びて人になる』のご著書に深い感銘を受けた、児童精神科医の夏苅郁子医師。去年のご講演でさらにファンになりました。
精神の病の母の元で壮絶な幼少期を過ごされた夏苅先生の回復のプロセスを聞いていただきたいです。

文化人類学者で、スローライフを提唱されている辻信一さん。
上野圭一氏との対談では、スローライフを提唱されています。

そして、フラパフォーマンスとご講演に、フラダンサーのマルヒアさんを九州からお迎えします。アメリカの大会で準優勝を何度も受賞されている本格的なフラパフォーマンスです。
わたしが一番楽しみにしているかもしれません。

チケットはまだまだご用意できます!ぜひお声かけくださいね^ ^
ご一緒できますことを楽しみにしています💕


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瀬尾まなほさん、ゲストスピーカー決定!ホリスティックシンポジウム、受付開始しています!

10月6日のホリスティック医学協会関西支部主催のホリスティックシンポジウムに、瀬戸内寂聴さんの秘書の瀬尾まなほさんのご登壇が決定しました!

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みなさま、ぜひお越しください💕
チケットご用意できますので、お声かけくださいね^ ^

生命体は美しい!生きた人体の筋膜からわかること

今日は『人の生きた筋膜の構造』の著者である
Jean-Claude GUIMBERTEAU氏の来日セミナーへ、
アリゾナでの解剖研修で人体の旅をご一緒したアリゾナ仲間と参加しました♪
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解剖研修では、
Thomas Myersが提唱している身体全体にわたる筋膜と筋筋膜のコネクションの解剖学 である
「anatomy train」についての講座をThomas自身から毎日受講しつつ解剖を行い、
美しいキラキラ光る筋膜に向き合いました。

今日は
「目で見る人体最大の線維ネットワーク
 〜“Fascia”のグローバル構造〜」

をテーマに、
外科医であるJean-Claude GUIMBERTEAU氏が、
長年内部組織を内視鏡で研究し、
「生きた人体」での筋膜の構造を、表皮真皮、腱、脂肪組織、筋肉、滑走システム、骨、細胞骨格、バイオテンセグリティ、
さらにビッグバンから量子力学まで壮大な考察を、
人体内部の貴重な動画から熱く語ってくださいました^ ^

人の身体は細部までダイナミックに繋がりあった有機体。

教科書に書かれていることは、
そのほんのさわりの部分で未知の領域の働きがいのちを維持しています。

繋がりあい、支え合い、生かし合っているのだな。
いのちの本質が、ミクロの世界で現れているよう。

ギャンバントゥ氏が何度も繰り返されたのは、
「生命体は美しい」
「人体は単に臓器の集まりなのではなく全体がつながりあっている」
「人体に属するものは他のすべてのものにそれぞれが重要である」

学べば学ぶほどに新たな疑問が沸き起こり、
ディスカッションの中からまた新たな疑問が浮かび上がる、
知的な興奮を感じる一日でした。

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そして、大いなるつながりの感覚は講座の後も。
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ご一緒してくださったみなさま、ありがとうございました😊楽しかった〜♪

「顎ニ腹筋の会」まだまだ続きそうです。
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