今日はずいぶん慣れてきたzoomを使ってのオンライン講座の準備。
セキュリティ対策を調べ、画面共有のシュミレーションをして、レコーディングしたリハーサルをチェック。デザリングでのつながり具合、動きのタイムラグ、音声の聞こえ方やホワイトボードの使い方も何度も練習しました。
ホワイトボードは、リアルのものを使おうと決め、文字が反転しないように設定まで終了。ご協力いただいたみなさま、ありがとうございました😊
オンラインは悪くはないけれど、本当はもどかしい。
リアルに触れたい、空気を共有したい、という思いがいっそう強まります。
準備が終わってすこし気が緩み、映画館でみた予告で泣いてしまった映画『ワンダー君は太陽』をAmazon primeで観ました。

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いい映画でした。映画館でみたかったな。泣いて泣いて、胸が痛いくらい。

主人公のオギーは先天性の遺伝子疾患があり、彼曰く「僕は普通じゃない」。
オギーを取り巻く両親やきょうだいじである姉や友人たち、登場人物みんなが、誰かの大切な人で、一人一人の背景を丁寧に描くことで、奇跡への信頼が際だつのです。

covid-19の感染拡大による影響は、まだまだ続くでしょう。
人類が進化の過程で獲得してきた、親子で、友達同士で、こどもたちや恋人たちが、肩を抱いたり、ハイタッチをしたり、背中をポンポンしたり、抱き合ったり、一緒に歌を歌つたり。そんな当たり前すぎる風景が奪われてしまったことへの喪失感が、押し寄せてきました。

『世界は素晴らしすぎて、気づかれない』

好きな時に、好きな人と、好きなものを食べ、歩き、会話し、学び、笑う。
当たり前に感じていたものは、私たちの祖先が学び、試行錯誤し、勝ち取って得てきた奇跡。
幸せは、いつも私たちのすぐそばにあったのに、失ってからしか気づかない。

「正しいことと、親切であること。選ぶなら親切なことを」
という劇中の言葉を読んで、今の世界の状況の中でわたし自身が一番残念に思っていることがわかりました。
新しいコミュニケーションの方法を、良きものにしていくヒントが。
ふつふつと力が湧いてきています。
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