黄金色の初宮城県、初イーハトーブ(岩手県)!

今朝から仙台に来ています。^ ^



今日は仙台から中尊寺金色堂、花巻の宮沢賢治記念館、遠野物語の舞台の遠野へ往復500キロ近く走って快晴の奥の細道を満喫してきました。


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「金」を求めて坂上田村麻呂始め権力者たちが押し寄せ、奥州藤原氏が100年に渡って富をほしいままにした平泉中尊寺。
教科書でみていた金色堂は思ったよりもこじんまりしていましたが、900年経ってもどこもかしこも金✨

堂内は撮影禁止なので、外に出たところで写真を撮ったのですが、
何枚撮っても光が凄すぎてわたしの顔が映りませんでした。


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ここ、日影なのですが、なにやらとてつもないエネルギーが渦巻いています。
松尾芭蕉もここにきて、「夏草やつわものどもの夢の跡」と詠んだそうです。


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そして、大好きな宮沢賢治の資料を展示する花巻の宮沢賢治記念館へ。

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『銀河鉄道の夜』『グスコーブドリの伝記』は特に好きでした。
きっと、わたしと繋がってくださる多くの方がそうだとおもうのですが、わたしも賢治の世界観、宇宙観に大きな影響を受けました。



「正しく強く生きるとは
銀河系を自らの中に意識してこれに応じていくことである。
われらは世界のまことのこうふくを索ねよう
求道すでに道である」

園内には、よだかの星のリーフや、レストラン山猫軒、猫の事務所など、賢治ファンなら嬉しくて思わず走り寄る工夫もいっぱい!

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遠野へも足を伸ばしました。
日本民俗学が興るきっかけになった佐々木喜善と柳田國男が出会い、古くから語り伝えられた民間伝承を聞き書き記した「遠野物語」の舞台。


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いつか、民俗学者になりたい、という夢を持っていたのです。

前回の記事は宇宙飛行士で、今日は民俗学者^ ^
どちらも本気でした!


遠野は古い建物がそのまま残り、懐かしい街並みです。ゆっくり歩いてみたいなあ。

カッパが姿をあらわすと言われるカッパ淵も、カッパの好物のきゅうりが「カッパ釣り」のために用意されていて、なにやら気配を感じる川でした^ ^

宮沢賢治と柳田國男。
憧れのふたりの息遣いが聞こえてきそうでした。

オットと何度も訪れたバリ島をテーマにした宿は、スタッフの方が外国のかた。とても人懐こくて、居心地よくて、ご飯が美味しい!

結婚24年。お互いの顔もまともに見ることなく走り続けてきた年月でしたが、すったもんだを経て、また新たな関係性を築きつつあります。
人は変わる、人は何度でもやり直せる。そう信じてきてよかったなあと感じています。
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