宮古島最終日。

朝から砂山ビーチへ。

波の侵食できれいなトンネルが空いた巨岩と
エメラルドグリーンの海のコントラストが美しくて絶好の観光ポイントらしく大人気♪
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宮古島の地元の人たちは海水浴の習慣がなかったので、
あまり泳ぐ方はおられないそうです。

これは海には魔物がいる、とわたしが初めてバリ島を訪れた30年前に
地元の方が漁をするとき以外は海で遊ぶという観念がなかったのと同じ歴史的な背景があります。


友人とはこの四日間でかなり宮古島の歴史を掘り下げました。

わたしは歴史オタクなので、
ある意味とても偏っている歴史観や宗教観や「神がかり」への感覚を補完するために、
尊敬する民俗学者谷川健一さんの『沖縄 辺境の時間』や柳田國男の『海上の道』や
宮古島の民話や地名、地図や御嶽に関する書籍を積み上げ、
「琉球ゼミ」と名付けて夜が更けるまで調べました(^-^)
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島のくらしは、本当に過酷です。
宮古島に限らず、
日本全土、いえ、世界の殆どの地域が、
つい何十年か前までは完全自給自足を営み、
重い税金や五人組制度や階級制度の中で喘いでいました。

旅をするときには出来るだけ、
その土地の歴史を調べたり、資料館に訪れるようにしていますが、
薬園ハワイも、もちろん、
この八重山もずっと弱肉強食の戦いの歴史です。

そんな歴史のなかでの庶民の暮らしの一端を垣間見ると、
たとえ問題が山積みされていようと、世界は、
人の意識は進化し続けていると信じられるのです(^-^)


宮古島には明治の終わり頃まで、
人頭税という過酷な税制度がありました。

15歳から50歳まで、男たちは雑穀を、

女たちは布をおさめるためだけに生きていたそうです。

睡眠時間が1時間くらいだった、との記録もあります。

たびたび海賊に襲われたので集落の道は曲がりくねっていますし、
あちこちに遠見台があって監視をしていました。

部族を守るために選ばれた神女(ツカサ)は神がかりとなり、
24時間365日、豚を決して食べないことなど数々のタブーを守り、
生涯「神さま」からのオンコール体制で村を守りました。

病や山賊や重い税から束の間休息を得るために、
祭りがあり、歌が生まれ、御嶽や拝所でいのりました。

戦争でほぼ焼け野原になり、日本に「復帰」し、
石だらけの土地はプランテーションのような区画された畑になり、
コンクリートの家が立ち並び、いまの楽園宮古島があります。

自然が厳しく、歴史的に過酷な生活を強いられてきたからこそ、
宮古島の人たちはあったかくて、優しいのですね。

島の歴史を知ればしるほど、そこに暮らす人の息遣いや
工夫や知恵やお酒の飲み方や子育てや神事の意味が深く感じられて愛おしくなります。

大阪へ帰る前、空港近くの「石庭」を訪れました。
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60才を超えて神がかりとなった男性が30年かけて
一人で手仕事で作り上げた見事な石の庭です。
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縁者の方におはなしを伺うと、
「いつもいつも、メッセージが降りてきて、しないわけにはいかなかった」
そうです。

2年前に亡くなるまで、
石を掘り起こし、瞑想し、
命ぜられるままに一人庭を作り続けた生涯。


地球のへそと名付けられた聖なるサークルの真ん中に座ると、
宮古島で生まれ、精霊ととともに生き、
土に還っていくことの壮大な物語に胸が痛くなります。
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海が美しすぎて、空が広すぎて、サトウキビ畑に吹く風が心地よすぎて、
ただここにずっといたい、と思いますがそろそろ大阪へ戻ります。





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ありがとう宮古島。また、すぐにくるね〜♪3608587E-47AE-4C78-B497-A37ED960A69D
たくさんのコメントやメッセージをみなさまありがとうございます😊一緒に旅した気分でした!