大阪市立総合医療センターのホールをお借りして、
毎年夏に開催される医療的ケア児ときょうだい児のための夏のお祭り、
「あそびかたフェスタ」、
今年もラヴィングタッチケアプロジェクトでブース出展させていただきました!
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わたしは5回目の参加になります。
1回目はケアルームに施術に通ってくださっている
重度の障がいとともに生きる健ちゃんと。

2回目は仲間のアロマセラピストさんのブースのお手伝い。

去年からはアロマスプレー作成のブース担当として
お声をかけていただくようになりました!

毎年、出展ブースも増え、
内容もバージョンアップされていて
ひとつひとつのブースのクオリティが高く、
会場を廻るだけで、ワクワクします。

顔見知りになったボランティアさんや
ヘルパーさんと年に一度、
再会するのも楽しみの一つです!
今回のアロマ仲間の坂下さんの香りのクラフトも
本当に素敵♪
(写真を撮り忘れたのが残念です)

民族楽器や木工作成やオラクルカードなど、
14のブースにたくさんのかたが参加されました。

木工製作で力作を作るこどもたち。
魚釣りコーナーでは釣り糸を垂らし、
簡易スタジオを作ってくださったブースでは、
なかなか機会がない、
こどもたち、きょうだい児、家族の想いの詰まった記念写真も。
読み聞かせコーナーでは、わたしも大好きな絵本ばかり。


医療的ケアが必要なこどもたち、
そのきょうだい児さんたちが、
安心して楽しめるこのお祭りを企画運営されている
あそびかた研究会は、
神経内科の岡崎医師が中心になり、
血液の病気や先天性の障がいや疾患を持つこどもたちの生活にどうしても足りない「あそび」の重要性を説かれています。
わたしも保育士であり、
乳幼児の発達や心理を学べば学ぶほど、
こどもたちにとっての「あそび」は
「生きる」ことと同じ意味であることがはっきりと分かります。

岡崎先生は「スペシャルニーズを持つこどもたちには、スペシャルケアが必要だ」と研究会でもお話しされています。

単調な入院生活のなかで、
さまざまな肉体的精神的制約のなかで、
こどもたちは、なんとかして、あそびを見つけ、
毎秒毎秒成長しています。

タッチケアやアロマケアでも、
こどもたちの「あそび」としての表現を大切にしているのです。


ラヴィングタッチケアプロジェクトでは、
去年とても好評だったアロマスプレー作成と、
今年からの試みとして、
ラヴィングタッチケアレッスンブースを出させていただきました(^-^)

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午前は小児病棟に入院中の子どもたちが、
午後は外来の患者さんとそのご家族が
途切れなく訪れてくださり、
予約でいっぱい!

用意した40本のスプレー容器ではたりなくなり、
急遽30本のボトルを購入するために走るほど、
大盛況でした!

ラヴィングベビータッチインストラクターさんも
ボランティアに駆けつけてくださり、
心強いです!
アロマセラピストであり、施術経験も豊富で、
なによりラヴィングな笑顔が素晴らしいのです。

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アロマスプレー作成では、
好きな香りを選んでもらいます。

さまざまな症状のお子さんがいるので、
ケトン類やラクトン類を含まない
安全でかつこどもたちが好きな精油を選りすぐりました!


「好き」「嫌い」を選ぶときの
こどもたちの嬉しそうなこと!

世界でたったひとつの香りを選ぶ
誇らしげな表情。

シールを思い思いに貼る時の、
物語をかたる笑顔。


そして、「お母さんの好きな香りやで」と
「お母さんのためのシール」を貼るときの
嬉々とした幸せな笑顔♪
こどもたちは、本当に本当に、
涙がでるほど、お母さんが大好きなんです(^-^)

こどもがこどもらしい、自然な笑顔がたくさんで、
まさに遊びの中でこどもたちは育つのですね♪

タッチケアブースも、たくさんのかたが来てくださいました。

タッチケアという言葉をはじめて聞く方もおられます。

ここの小児病棟では、
わたしも定期的にタッチケアやアロマケアの活動をしているので、
なんとなく、タッチケアという言葉を聞いたこともあるかな、というかたも。

でも、まだまだ、ほとんど知られていません。

着衣の上から、
優しく微笑んで、
お子さんの触れてほしいところに
触れてほしいようにふれていくと、
お母さんの手の暖かさにうっとりしたり、
「お母さんの手は魔法の手やねんで〜♪」と
教えてくれるこどもたちも。

タッチケアはだれにでもできるのです。
わたしたちに生まれながらに備わる
手の治癒力を最大限に生かし、
温かさや、穏やかさを瞬時に身体システムに伝え、
感情や記憶、痛みに働きかけることができるのです。

心地よい温かい触覚への刺激は、
脊髄から脳へ伝わり、
扁桃体のアラームを落ち着かせ、
島皮質を活性化し、
痛みや不快な情動を鎮めます。

筋肉の緊張を和らげ、
呼吸が深く、規則正しくなり、
質の良い睡眠に導かれます。

お母さんからのタッチは、
愛着を深め、
適切な部位への刺激は発達にも影響します。


特別な道具も必要ありません!

優しいまなざしと
楽しい声と
力の抜けた手のひらと、
たっぷりの「大好き💕」
わたしたちの存在自体が、大きな意味を持つのです。

毎日、必死の思いで時間をやりくりし、
不条理さや辛さと向き合っておられる
お母さん自身が、
ふれ、ふれられるなかで、
緊張感がほぐれ、
一息ついていただけました♪

病院では、
こどもたちはたくさんの制約の中で暮らしています。

自分で香りを選ぶ、
シールを選んで物語を作る、
お母さんと笑い合う、
そんな時間が本当に大切なんだと感じます。
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たくさんのシールをいつも用意しているのですが、
絵を描くことはできなくても、
可愛い動物や、
果物や
キャラクターなどのシールを選ぶことも
自己表現のひとつ。

こどもたちの作るアロマスプレーは、
香りも世界にたったひとつですが、
シールの貼り方も個性的♪
自分だけの世界に没頭できるのですね。

嬉しかったことはたくさんあるのですが、
何年も前に、わたしが医療的ケアを必要とするこどもたちへのタッチケア指導を始めたころ、
在宅訪問でタッチケアレッスンを
させていただいた方がおられました。

人工呼吸器をつけて
足も手も自分で動かすことができないので、
からだはカチカチに冷えていたのです。
「触ると涙を流すのであまり、ふれてはいけないと思っていました。
どうやって、ふれたらいいのか、わかりません」
とおっしゃっていたお母さんが、
そっとふわぴたタッチを行うと、
顔色がピンクになり、
からだ中の力がふんわりと抜けました。
小さな妹さんが、一緒に腕にタッチすると、
動かせない口元が笑ったように見えて、
嬉しくて、楽しくて、
みんなで笑いながらタッチしたご家族。
重度の障がいをもつ女の子と妹さん、
新しく生まれた弟さんを連れて遊びにきてくださいました!
一度触れ合った思いは、
いつまでも体が記憶しているのです。


また、半年前に病棟で
タッチケアレッスンをした男の子とお母さんも
わざわざ会いに来てくれました。
「あれからずっと、3歳の男の子が小さな手で
タッチをしてくれるのです。
辛いときもその手の温もりで
わたしたちみんな耐えられるのです」
とお話にきてくださいました!
病棟はきょうだいは感染対策のために
入ることができません。
この日はお兄ちゃんも一緒♪
お兄ちゃんと仲良くブースを回っていました。

フェスタを毎年開催してくださるきょうだい児支援団体のしぶたねさん、あそびかた研究会のみなさん、
神経内科の医師、小児病棟の看護師、
ホスピタルプレイスペシャリストさん、
病棟保育士さん、
病気のこどもの環境を豊かにするために奔走されている大学教授、
そして素晴らしい笑顔とともにこの活動を支えるボランティア仲間たち。
この一員としてこの場にいられることが嬉しくて、楽しくて、幸せです。

いまも、胸が感動で震えています(o^^o)

ご協力いただいたラヴィングベビータッチインストラクターのみんな、
あそびかたフェスタスタッフのみなさん、
ご参加くださったみなさま、
遠方から助っ人に駆けつけてくださったみんな、
ステッカーを購入して応援してくださるみなさま、
本当にありがとうございました!

タッチケアが、本当に必要とされている人は、
届きますように。


終了後、軽い熱中症でへたっていたら、
反省会にお誘いいただき、急行!
尊敬する先生かたや
信頼する活動の仲間とのビールは沁みわたる美味しさです(o^^o)
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あまりに楽しくて、わたしの中に課題という名の野望が芽生えて来ました!
また形にしていきます。
これからもラヴィングタッチケアプロジェクトへの応援をよろしくお願いします♪