週末は第2回目のラヴィングタッチケア基礎講座でした♪
今、一番、伝えたい講座。
何日たっても、余韻で心が温かくなる講座。


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私のセラピストとしての人生は、「ふれる」ことから始まりました。

1990年は病気でずっと寝ているばかりだった日々。
心細さと痛みで、未来を感じることもなく天井だけ見つめていた日々。
自然療法やからだへのアプローチや食や自然農を試しながら、
病気とはなにか、
治るとはどういうことか、考えた日々。
母がさすってくれた背中の温かさに
張りつめていた反発心や絶望感がほぐれたこと。

1996年、NICUに入っていた我が子へ始めた
ベビータッチケア。
笑顔でふれるだけで、
子も、わたしも、幸せになれる、と実感した日々。

クリニカルアロマセラピストとして
ケアルームで数千人の方のおからだにふれるなかで、
一体、どの要素が、人の生きる力を引き出し、
自らの自己調整力と治癒力のスイッチを押す働きをするのか。
毎日考え、試し、感じました。

2007年に看護雑誌で、2年間の連載の機会をいただいたとき、
私の興味の一番の関心は、
「ふれる」そのものに、
人の治癒系を活性化する秘密があるのではないか、
ということでした。

2008年からワークを練り、
まなざし、声、想い、呼吸、そして手で触れるラヴィングタッチを構築し、
ラヴィングベビータッチ講座の中のカリキュラムとして伝えてきました。





専門職の方だけではなく、
主婦も、会社員も、病と向き合っている方も、
心理療法家も、ボディワーカーも、医療者も、
どなたにも必要な、

「ふれるあり方」

を大切にしたワークを体験する中で、
自分との付き合い方、
家族やパートナーとの関わり、
ひいては世界とのつながりも変容していくこのワークを
もっと広く伝えたい、と独立した講座として
今年の10月に第1回を開講し、今回2回目となりました。


あまりにもシンプルなタッチケアです。
想いを込めてふれる。それだけなのですから。

聖人になる必要も
性格を変える必要もないのです。
誰かに愛される必要すらもないのです。
私たちの内側にすでにある愛を感じ、
ふれ、ふれられるだけですから。
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難しいテクニックも、〇〇のための、もない、
2日間、愛を込めたタッチをシャワーのように受け続けたら
わたしたちのこころは、
からだは、
循環器系や、
神経系や、
認知は、
世界観は、
自己イメージは、どうなるか、という
ただふれる、ふれられる壮大な実験。

愛というと、ともすれば胡散臭く、
あるいは、ハードルが高いと感じてしまう方が多いのに、
あえて、愛を込めてふれる、
という当たり前のことをもう一度、見つめなおし、感じ、伝えたいのです。


ホールドされた安全な場の中で、
あの日、あの時に開かれるのを待っていた大切な何かが、
お互いの柔らかな眼差しの中で美しく開いたような、
奇跡のような、2日間でした。
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初日の自己紹介からみなさん、号泣号泣。
ワークして涙を流し、講義で泣き、シェアで泣き、
2日間でどれだけの涙が流れたのだろう。

悲しい涙ではないのです。
これまでの人生での疑問が腑に落ちる感覚。
それでいいのだよ、そのままで大丈夫、
言葉でない深いからだからの承認。

記憶が浮かび上がり、感情が明らかになり、
触れ、触れられる中で、
自らが心地よい地点に安全に降り立つ感覚。

ラヴィングタッチケアの適用範囲は、
とても広く、安全であるのは、
難しい手技やテクニックではなく
わたしたちの存在で、ありかたでふれるから。

暖かい手、まなざし、声、身振り、表情、思い・・・
存在のすべてを用いて
触れることは愛を伝えること。

ただ、わたしがわたしでいること。
触れることで自分を知り、相手を知り、世界を知ること。

からだの叡智を信頼すること。

判断を手放し、かけがえのない「今」「ここ」を感じること。

どの瞬間も、どの涙も、美しかったです。

朝から9時間、10時間の講座ですが、
全く疲れることなく、ただ愛のエネルギーの中でからだとこころを整えました。
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タッチケアはテクニックではなく、
在り方なんだということを、
理論とワークで頭とからだとこころが納得するまで、
触れ続けました♪
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2日間のカリキュラムがすべて終わってからも
いつまでもいつまでも余韻が響き、
離れがたくてみんなで円陣になってハグ💕
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「これ、もう、タッチケアというより、生き方の哲学ですよ〜♪」の感想もいただきました。
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お互いのワークを深めるために、
この日のために集まってくださった最高のメンバーたちとの関わりから、
無条件の愛も学びました💕

惜しみなく、存在の全てでふれてくださったみなさま、
本当にありがとうございました(*^^*)
これからも愛の発電機として、ラヴィングな壮大な実験を楽しみましょうね♪

第3回は2017年4月を予定しています(^^♪


感想もいただきました。
許可をいただいた方の感想をご紹介させていただきます!


*ITさん

二日間、本当にありがとうございました。
今日であったキング牧師の言葉です。
『闇は闇を追い出すことができない。
光だけがそれを可能にする。
憎しみは憎しみを追い出すことができない。
愛だけがそれを可能にする。』

知っているつもりの言葉でした。
でも、このタイミングでの再会です。
すべてのわざにはときがある…のは真実だなと、
しみじみしています。

仕事のため
家族のため
に、自分の知識や思考を確認したい、
整理したい、上書きしたいと考えて参加したつもりの講座でした。
でも、すでにはやしさんの自己紹介の段階で気付いていました。
私は私のためにここへ導かれたのだと。
二日間、講座がすすめばすすむほどその思いと感謝が強くなっていきました。
今はただただ、ゆったり静かな中にいます。
何に感謝すればいいのだろう。
勿論、はやしさんに。みなさんに。あの時間とあの場に。
でもそれを超えたありとあらゆるものへの感謝のような気がしています。
量子なのか、神なのか…
こういう時、言葉を探すと薄っぺらくなってしまいますね。
ゆっくり整理して、あらためてお礼を申し上げたいと思っています。

ふれる・ふれられる
はやしさんの実験は、哲学でもあり、
信仰でもあり、宇宙でもあり。
シンプルかつ壮大でした。
被験者になれた幸運に感謝です。
この実験がすべての人のものとなりますように。
まずは、嵐吹く職場(笑)に、ラヴィングに出勤することからはじめます。
本当にありがとうございました。

*OAさん

数日が経ちました。
今朝は温かい涙で目が覚めました。
日に日に感動が増す学びに感動と感謝で一杯です。
ありがとうございました。

1・自己紹介で仕事に向き合うためと話した
→かなり力が入っていた自分に気づく
→2日目にはゆるゆる
→今までのような仕事に対する恐怖心(➖)
→仕事で学んだコトを実験したいと感じる(遊ぶような感覚)
→実施→利用者のバランスが整うコトを実感
→自分への肯定感up
→自分軸(グラウンディングやセンタリング)の成長

2・2012年クオンタムタッチ講座に参加
→挫折感を感じる
→2014年心理療法に出会い学ぶ
→自分と向き合い自分を知る
→最近、人との繋がりが必要だと感じる(恐らく集合無意識的な。。。)
→講座にて本当の繋がりを知る(ありのままの自分でいい。それを受け入れてもらえる
)→今日、離れていても量子は覚えているコトに気づく(愛の波)
→繋がりを実感
色々なことを再確認(信じてきた道)
→自分への自信→生きる指針と感じる


挙げるとキリがなく、一つ一つが山のような言葉になるので簡略化しました。
そしてわたしがやってきた心理療法のような講座で、
思っていた以上以上以上のもので。驚きでした‼️
ありがとうございます。。。。
またお会いする日をめちゃ楽しみにしたいです。
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