『心と身体をつなぐトラウマセラピー』
ピーター・リヴァイン 雲母書房




生理学、神経科学、動物行動学などを通じて
有機体としての身体にアプローチするトラウマ理論と
エクササイズも豊富な名著。

10年ほど前、「ハコミセラピー」というロン・クルツが創始した、
仏教瞑想的な「マインドフルネス」の意識状態を
初めて応用した心理療法を学びました。

身体的、言語的、エネルギー的なアプローチから
沸き起こるフェルトセンスに耳を傾け、
相手のペースに寄り添いながら心身の変容をもたらす
ワークを通して感じたのは、
わたしたちの心身に蓄積された「未完了」なエネルギーが解放されるプロセスや、
その破壊的ともいえるエネルギーへの感じ方や、
「傷」といえる部分が実は心身の調和を回復するシステムの鍵だということ。

この本はロン・クルツが推奨するという帯に
惹かれて読んだのですが、
その後に学んだバーミセリ博士の
TRE(Tention & Traum Releasing Exercise)の理解にも役立ちました♪

心とからだはつながっていて、本来は、不可分の存在。

恐怖や強い情動を体験するときの、
わたしたちの呼吸や筋肉でのストレス回避反応のメカニズムと
その回復のプロセスを事例とともにわかりやすく説き、
「からだのスピリチュアリティ」を考えるヒントに満ちています。

「あなたがあなたらしく存在しなければ、
わたしは決して私らしく存在できないし、
私が私らしく存在しなければ、
あなたは決してあなたらしく存在できない。
マーティン・ルーサー・キング牧師」

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