家族で旅に出かけるときは、行き当たりばったりが多いのです♪
大体の方面を決めて、走り出して、宿も当日決めるような。
だって、少年老いやすく、遊ぶ時間は確保し難し、ですから(-_^)

ガイドブックもほとんど見ることがないのですが、
必ず、「ここに来たかった!」
「これがみたかった!」
「これが体験したかった!」
何かが、用意されています(o^^o)

今回は、とにかく乗鞍岳に登ろう、と雨の中走り出しました。

あいにくの雨で山登りはできないと判断、
予定変更で美濃の和良町へ。

先週も、奈良の龍穴神社に行ったばかりですが、
大蛇の住む蛇穴の洞窟の奥は、
渾々と清冽な清水が湧き出ていました(o^^o)


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乙姫様が大蛇となり、
ここに住んでいたという伝説があります。
確かに、龍の気を感じます♪

戸隠神社も各地にありますが、
和良町の戸隠神社は、明治時代までは九頭宮と呼ばれ、
古代の磐座信仰の聖地でした。
神社の祭神は、手力雄命♪


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ご神域の山には苔むした巨岩が9つ。



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写真の重ね岩は、古事記の時代、
天照大御神が岩屋に閉じこもった際に、
その岩戸を力持ちの神様である手力雄命が引き開けた時、
その一部が割れて飛び散り、
ここ和良町まで飛んできたと伝えられています。

約40トンの大岩の上に、
同じく約40トンの大岩が乗っかっていますが、
岩と岩の接点が小さくて、簡単に手で動かせるらしい。
そして、時代によって、少しずつ上の大岩が回転し続けているといいます(-_^)

宿は日本三大名湯のひとつ下呂に決定♪



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じつは初下呂温泉。
なぜその発音?と思いますが、やっぱり
「下呂」「中呂」「上呂」もありました(^^♪

皇室の方も多く訪れたという下呂温泉最初の温泉施設は緑に囲まれて、しっとり。
温泉の質もよいですね。


旅の朝は、いつも早い!
4時起き、5時起きで活動を始めます(^^♪

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この日は御嶽山の巌立岩、三滝まで
朝飯前に軽くトレッキング♪

御嶽火山(標高3,063m)は、約30万年前から活動が始まり、
活動期と静穏期を繰返してきました。
去年の噴火も記憶に新しいです。
「厳立(がんだて)」は、御嶽火山から流れた溶岩流の末端部で、
山頂から15kmも流れ、約5万4,000年前にできた柱状節理です。

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岩には神が宿りたもう依代の役目がありますが、まさに!






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imageどこから出てるの??









そして三つ滝は三つの滝が連続して美しい景観をつくっていて
疲れも、なにもかもをきれいに洗い流してくれるよう。


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円空さんがお座りになった座禅石にはお不動さんがまつられています。
滝つぼの水はエメラルドグリーン♪
フィトンチッドか、マイナスイオンのおかげか、
深い山の中での森林療法、からだが目覚めていきました(-_^)

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御嶽山から戻り、
予定変更で出会った磐座や温泉や飛騨牛、御嶽山の余韻とともに
大満足で帰宅の途に着いたのですが、
まだまだ、サプライズが用意されていました(-_^)


せっかくだから東濃地方を満喫しようと思い、
裏木曽街道を走っていると、
農村歌舞伎舞台の看板が!!


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わたしの夫は、
素人義太夫や歌舞伎を20代から続けていて、
こどもたちも三味線弾きで、
わたしも学生時代から芝居好きだったので、
家族で歌舞伎や芝居を見に行き、
各地の芝居小屋を訪れています。

だから、地芝居のメッカともいうべき、
木曽のこの地区はずっと憧れの地♪

東濃の田子母地区には、
農村歌舞伎舞台が60近くあったらしく、
そのうちのひとつ、明治座へ。


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昔は一揆を恐れて農民が集まることを支配者は好まなかったので、
農村歌舞伎は取り締まりもきつかったそうですが、
この地区は尾張藩が重視していたヒノキの産地で、
特別な許可を得ていたそうです。
ヒノキは貴重で、とくにこの地区のヒノキは、
伊勢神宮にもおさめられていたので、
「ヒノキ一本首ひとつ」なんて物騒な言葉も残っています。

明治27年(祖父の生まれた年!)に村民の力で建てられた明治座は、
中村勘三郎さんもリニューアルの杮落としで公演されています♪
これまでかかわった芝居一座や、
勘三郎さんや阪本龍一さんのサインが楽屋前にびっしり。

管理をされてる美大出身の方が、
1時間くらいかけて奈落やスッポンまで、
丁寧にガイドしてくださいました(o^^o)

男たちは木材を切り、張り合わせ、回り舞台まで作り、
女たちは、布を染め、屋号をデザインして緞帳にしました。
122年たった幕は、独特の美しい風合いで、
今はもう出せない色なのだそうです。


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窓からは、緑の水田、神社。



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風がさ〜っと吹き、農村歌舞伎らしいロケーションに和みました。
こうやって、村の人たちが大切に文化を守ろうと活動しているのを見ると、
とても嬉しいです(-_^)

そして、ええ、まさか、ここに⁉︎の
熊谷守一つけち美術館。

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この猫ちゃんとツーショットできるなんて、感激です‼︎

熊谷守一は光を形態と色彩に分けることに生涯を費やした画家。
光と色彩に焦点が絞られ、
独特のマチエールで、空気や形態のもつ存在感を表現しています。
猫ちゃんも好きですが、ヒガンバナや椿もいいのです(^^)


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そして土門拳が撮った熊谷守一の仙人のような佇まいも素敵です💕
貸切状態の美術館で、会いたかった作品とゆっくり語り合い、
至福の時間を過ごしました♪
こんな贅沢があるだろうか!!

さあ、次の休みは穂高に登ろうか、
久しぶりに上高地か、いやいや、やっぱり乗鞍岳か。

よく働き、よく遊び、よく学びます〜♪