ケアルームつむぎの森には、
開業以来、
老若男女、さまざまな背景や症状を持つ方が訪れてくださいます。

コンサルテーションと施術併せて
お一人に3時間以上かけるというスタイルを10年続け、
5000人以上のかたのおからだに触れていると、
病気は個人の体験だけど、
社会環境と複雑に絡み合っているのだと実感します。

病気にもはやりすたりがあります。
一時期はうつ病と診断された方が多かったです。
それにパニック障害。
最近本当に増えていると感じるのが、若いがんのかた。

一週間の施術の10人すべてがんのかた、
という事も、もう珍しくなくなりました。
ケアルームだけでなく、術前術後治療入院中にも病院へ伺うこともあります。

がんにもいろんなタイプがあり、
部位や症状や生活習慣や思考パターンなどで、
同じ治療法や代替療法を行っても、
その後の回復過程は全員違います。

外的環境は違えど、
思考パターンの傾向はあると感じています。
「タイプC」などとも呼ばれていますが、
催眠療法や心理療法を行い潜在意識とつながるワークを行うと、
出てくるキーワードは
「ガマン」
「ガンバル」
「ガーン」
「ガンコ」…。

こうやって眺めると、
言霊ではないですが、
一体誰が名付けたのか、「
ガン」というネーミング、すごいなあと思います。

この意味に本人が、
気づき始めると治癒システムにスイッチが入るようです(o^^o)
「病は気づき」にどこまで寄り添えるか、ですね。
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