ゴールデンウイーク、
みなさまはいかがでしたか?
お休みの方も、通常通りのお仕事の方も
5月の爽やかな風と新緑を楽しんでおられますように・・・。


わたしは連休後半の金曜日の午後のお客様をお見送りしてから、
大急ぎで走って帰り、晩ご飯を作り、
家族が仕事や学校から帰ってくる間に
テントやシュラフやタープや食料を
小さな車に荷物をつみこんで日本海へ♪
ゴールデンウィーク後半は恒例の日本海キャンプです(*^^*)

夜中の高速道路はがら空きで、あっという間に着きました♪
結婚以来、ゴールデンウィークと夏の熊野キャンプを続けています。
ふだん、わたしの休みがあまりないので、
去年からは、1年間のスケジュールを、
まずは、旅行とキャンプの予定を入れるようになりました。
家族揃ってのんびりできるこの時間をとても大切にしています♪

夜中についたキャンプ場は、まだほとんど誰もいなくて、
満天の降るような星の下、波の音と一緒に眠ります(*^^*)

朝!風は強いけれど空と海と松林だけが見える絶景♪
キャンプは自然と一体になれるのが気持ちいいですね。
テントサイトからすぐの、
海が見える温泉の露天風呂で御祓をすませ、
2日目は丹後神話の旅に♪
西国二八番札所成相寺からの、天橋立の絶景パノマラを堪能しました(*^^*)
少しガスが出ていたので、写真の画質がもうひとつですが、
天橋立、見えますか?
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天橋立を端から端までサイクリング&観光船♪
風がとてつもなく強いのに、
松林の反対側の浜は凪いでいることに驚きました。
巨大な砂州である天橋立がこうやって風と波に作られたことが実感できます。

そして丹後一宮の籠神社♪
わたしは10代のころから、
ある神様を巡る神話の旅をライフワークにしているのですが、
籠神社には思い入れがたっぷりすぎて語りだすと止まりません!

初めて訪れたのはもう20年以上前、
丹後に田んぼを借りて、自然農法もどきに挑戦しはじめたとき。
「丹後で田んぼ!」をしていたのです(*^_^*)

当時は子午線の通る神話の里に、
自然と共生した暮らしを志向して、
いろんな能力を持った若い人たちが移り住んできていたのですが、
そのひとりで、海部一族の研究をしている方に連れてきてもらったのです。
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籠神社のお姫様は伊勢神宮外宮の豊受大神。
神社には、真名井の井戸や五色のたま、
皇室よりも古い神主の系図が伝えられ、
かぐや姫のモデルとも言われる姫がおられたり、
同じく籠神社の娘で、
京都頂法寺の六角堂で修行をした真井御前(まないごぜん)は
真言密教の空海と出会い、
神道を伝え空海に深い影響を与えたとも言われています。

とはいえ、
籠神社は訪れる度に綺麗に整えられ、
参拝者も多くなり、20年前のひなびた宮からは想像できません。
真名井神社には新しい玉垣ができて、
自由に参拝できた古代の祭祀場も岩磐も
すべて禁足地になっていました(>_<)
こっそりと隠されてしまったシンボルもあり、
意図的なのか、偶然??なのか、妄想が膨らみます(*^^*)

籠神社の森の鳥とお話しもしてきました♪
鳥たちの求愛のさえずりと同じメロディをわたしも歌っていると、
あちらこちらから、鳥たちの競演になり、
盛り上がりました(*^_^*)楽しかった〜!


そしてこの夕陽!!10155977_493723097395796_1243840641138025856_n

この夕陽が見たくて、毎年呼ばれています(*^^*)
太陽神、日御子に畏怖の念を抱く古代の人々に想いを馳せ、
平和を願い、自然と感謝の気持ちで満たされます(*^^*)
圧倒的な存在感を残して陽が沈んでからは、
色彩のショーが繰り広げられました♪
水平線が虹の色に染まり、赤い三日月と星たち。
いか釣り舟の白い灯り。炭の燃える哲学的な暖かさ。
地元の魚介類をたっぷり使ったパエリアの香りが鼻をくすぐり
五感がオープンに開いていきます♪

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ここでは瞑想はしません。
というより、すべてが「瞑想」になっています。
ただただ、
目の前に広がる風景に意識が同期されていく感覚を味わいます。
大気の粒子、色の無数のかけら、
波が岩にあたり白く泡立ち、魚の影がみえ
目に見える世界と目に見えない世界がひとつに結ばれている
場のエネルギーを感じます。

どれひとつとして同じ波は
過去にも未来にも存在しないのに、これは「波」であること。
一から生まれた多様な存在もまた一であること。

家族や一緒に来ていた妹家族ともいっぱい語らい、
大笑いし、海の風にたっぷり浄化されました。

みなさんのGWのお話、また聞かせてくださいね!

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