ようやく大阪でも大好きな沈丁花の花の香りが
漂う季節になりました。
みなさまのところではいかがですか?

先日、小児科の医師から介入の依頼をいただいた病棟で、
医療ケアが必要なこどものための
小児タッチセラピー出張講座をさせていただきました。

小さく生まれた1歳の男の子。
急性脳症で入院中ですが、
啼泣、そりかえりが強いため、
リラックスすることと筋緊張の低下へのアプローチ、
さらにご家族のケアに、タッチセラピーを勧めていただいたのです。

1922359_475066789261427_614458187_nお母さん、お祖母さん、師長さん、看護師さん、
コーディネーターさんに同席していただいての、
賑やかなタッチセラピー教室になりました(*^^...*)

優しく触れるラヴィングタッチでは、感情の開放が起こり、
手遊び歌になると、ご機嫌で足をばたばた、
手をパタパタ、可愛い声をたてて、しっかり目をあわせて笑ってくれました。
その様子に、お母さん、お祖母さんも喜ばれ、
病室が明るい空気に包まれました♪

嚥下を助けるマッサージや、
トラウマや感情を開放するタッチ、
感覚統合を促進する遊びなど、はだかんぼになって、
オイルも使って溶けるように気持ち良い時間を楽しみました。

タッチセラピー後のミルクの時間♪
普段の倍以上をごくごくと飲み干してみんなを驚かせ、
薬を入れなくてもまぶたがとろーん♪
人見知りの時期なのに、
最後までにこにこと手を振ってくれました(*^^*)
継続して病棟でタッチセラピーを行うには、
まだまだクリアしないといけない課題がたくさんありますが、
地道に誠実に伝え、広げていきたいです。

この病棟は重症の入院患者さんが多く、
帰りにほかの病室がちらと見えると、
泣いている子もたくさんいて、
だれもがこの穏やかなタッチケアを選べるようになるには、
どうしたらいいか、考えています。

みなさん、どうか応援してくださいね!
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