週末の2日間は、
愛を伝えるベビーマッサージ
KAF認定ラヴィングベビータッチインストラクター養成講座を
つむぎの森で開講しました!

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志高く、笑顔の素敵な受講生のみなさんと
10時から7時まで、びっしりとタッチケア理論や
ラヴィングを感じるワーク、
乳幼児の心身の発達理論、
魂が溶けそうなハンドトリートメント実習、
子育てコーチング実習を行いました。

受講生は、すでに対人援助にかかわる、
助産師さんやアロマセラピストさんたち。
人に触れることの素晴らしさも頭ではなく
からだとハートで感じておられます。

感度がとても高いので、
どの講座でもあっという間に内容を深く理解し
今度は自分自身の生活で、またケアの場面において
どのように実践できるか・・・考えておられる様子が伝わります。

この講座を企画し、どうやったら
ラヴィングを伝えられるのか、
愛を伝えるインストラクターを養成できるか、と
模索してきたことが本当に良かったんだなあと
講座を開講するたびに思います。

目で触れるワーク、
声で触れるワーク、
思いで触れるワーク・・・・。

触れることがダイレクトにわたしたちの
からだだけでなく、
心や深いスピリチュアルな面にも働きかけます。
たった、3分なのに、どうして…・驚くような体験でした♪

ハンドトリートメント実習は、初日最後のお楽しみです。
6時間の座学を終え、
植物の優しい香に包まれ、
「ラヴィング」に腕に、手に触れていきます。
「ハンドだけでこんなに満たされるのですね!」
「こんなにしっかりとハンドトリートメントを学んだのは
初めて・・・」
「あんなに冷たかった手が暖かくなりました!」
タッチケアの力を実感です!


ラヴィングベビータッチインストラクター講座は
3日間はわたしが主に講座を受け持っていますが
タッチケアを伝えたい!という熱い思いを共有する
わたしの大切な友人たちもお手伝いに駆けつけてくださいます。

初日には助産師であり、看護師であり、保健師である
石田恭子先生に小児の発達理論をお願いしています。
乳児院でのこどもたちとの関わりの体験から
ピーター・ウォーカー氏認定のベビーマッサージインストラクターや
ベビービクスのインストラクターになられ、
経験に根差したとてもわかりやすい発達講座になっています。
石田先生からも、
「こんなにエビデンスがしっかりしたベビマの講座は
ないと思います♪」とお墨付きをいただきました(*^_^*)
(石田先生との集合写真を撮り忘れてしまいました(T_T))
先生、ありがとうございました!

2日目の朝は恒例のラフターヨガです♪
最初はわたしのテンションにびっくりしていた受講生さんたちも
「イエー!」と大きな口をあけて大笑い♪
笑いの力も感じていただけたかな。

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2日目の朝からは
マイアミ医科大学のタッチ研究所での
研究の考察とNICUでの超低出生体重児への
タッチケアを学ぶことで、
医療の場でや医療介入の必要なこどもたちへの
タッチケアがもっともっと認知されるための導入の方法や、
臨床の現場にいる助産師さんや看護師さんたちが
どうやって、
お母さんが楽しく子育てをできるような
こどもとの関わりを
お母さんたちに伝えることができるか、
など語り合いました。
実際の保育器でのタッチケアの映像は百万の言葉よりも迫力があります。


講座では、たくさんのタッチケアに関するエビデンスを紹介しますが
今年、タッチケアにかかわる人にとって
嬉しく、また支えになったのが、
近畿大学医学部付属病院での低出生体重児への「手当」の有効性に関する研究です。

病院内で新生児への処置などでストレスを与える脳の血流量が増え、
脳を圧迫して、小さく生まれた赤ちゃんには大きな負担になっているのですが、
この病院で慣習的に行われていた「手当て」が
脳の血流量の増加を抑えることを医学的に検証されたのです。

エビデンスがすべてではありませんが、
データが出てくることで
他の病院などでも「手当て」が標準的なケアに含まれる日が
近くなります(*^_^*)

2日目の午後は、「今日から怒らないママになれる本」の著者で
子育てコーチングで知られる川井道子先生の
「ラヴィングベビータッチインストラクターのためのコーチング」講座。

優しい穏やかな川井先生の語り口、
たくさんの事例を基にした分かりやすい説明、
なによりも、わたしたちの普段の人間関係のしんどさを
ほぐしていくような、キメワザが豊富で、
子育て中のお母さんだけでなく、
小学生や中学生、高校生、会社員、
対人援助を行う職業の方、
医療従事者のかたにも役に立ちます!
わたしも毎回、目からうろこがぼろぼろと落ちていきます。

川井先生も、タッチケアをこよなく愛するタッチラバー(笑)
子育てにはタッチが必要不可欠!!と
タッチケアを大切にしておられます。
講座のあとは早く家に帰って
夫や子供や母にキメワザを試したくなります(*^_^*)
いつも素敵なタオ先生、ありがとうございました!!

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生後2か月からはいはいの時期の
赤ちゃんへのタッチケアの実技は
みんなのベビー人形の名前の披露と自慢から始まりました(*^_^*)
たとえ人形でもラヴィングな気持ちで触れていくと
大切な世界でたった1体のお人形になり、
タッチケアを伝えるインストラクターであるわたしたちの
かけがえのないパートナーになるのです。

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4日目の最終日は認定試験です。
毎回、素晴らしいデモンストレーションを
受講生のみなさんがされるのです♪
今から、とても楽しみです(*^_^*)
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