行ってきました!
平成中村座(*^^)v
紅葉の始まった大阪城西の丸庭園に出現した
仮設劇場で、
11月26日まで
歌舞伎を上演する平成中村座。
座長はもちろん!中村勘三郎さん。

夫が伝統芸能を趣味としていることから
子供たちも連れて、
歌舞伎や文楽やお芝居をよく見にいきます。
もともとわたしも観劇が好きで、学生時代は
赤テントや黒テント、自由劇場、大駱駝艦、
第三劇場、劇団200や300、
夢の遊眠社、維新派・・などなど
(趣味がばれますが(^_^;))
バイトをしたお金をつぎ込んで
お芝居やライブや映画のためなら
日本全国どこへでも・・馳せ参じたものです♪
ああ、わくわくする(*^^)

8年前、大阪の扇町公園に平成中村座がやってきたときも
まだ小さな子供を連れて、
大好きな演目『夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)』を
見に行きました。
最後に舞台の後ろがオープンになり、
住吉の夏祭りのお囃子が大音量で鳴り響くなかでの
勘三郎演じる団七九郎兵衛が素晴らしく、
今でも忘れられません。

あの感動をもう一度!と願っていたら
ひょんなことから、今日の予定がキャンセルになり
それでは、と朝から当日券に並びにいき、
(大阪城まで自転車ですぐなのです♪)
運よくチケットを手に入れることができました。
隣に並んでいた方は広島からわざわざこられたそう!


11月の演目は昼間は『法界坊』、
夜は『夏祭浪花鑑』。
今日はお昼の部、『法界坊」を家族でいっしょに♪
勘三郎の法界坊は、まがまがしく、破天荒で、
コミカルで、少し毒のあるアドリブがさく裂し、
いっときも目が離せない渾身の役つくり。
息子さんの勘太郎さんとの絡みも
親子ならではの内輪ネタもたっぷりで、
爆笑、爆笑、拍手、拍手の連続でした。

ネタ落ちになるので、控えめにしますが、
やはり圧巻はラストシーン。
舞台の後ろが一瞬でオープンになり、
大阪城の紅葉が背景となるのです。
思わず、おお〜と声があちこちであがります。


大盛り上がりのままの客席の興奮が冷めやらず、
アンコールの大拍手が劇場を揺るがしました。
ちょうど今日は、宮家の方が観劇にこられていたようで
緞帳があがり、大サービスのアンコールを
2回もしてくださいました!


幕が降り、
まるで夢をみていたかのような高ぶった心を、
赤や黄色に色づいた紅葉が
鎮めてくれました。
大阪城をゆっくりサイクリングして帰宅しました♪

千秋楽までに、夜の部も見に行きたいな(*^_^*)
みなさまもお時間があればぜひ、どうぞ♪
次回はまた8年後かもしれません。
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