精油を肌に直接塗布する
アロマセラピーが流行っていると
耳に入りだしたのはいつだったのか。

もちろん、普段のアロマセラピーの中で
原液塗布して用いる精油もいくつかありますが、
ほとんどの精油は植物油などに希釈して用いることは
基本中の基本のはず。

危ない、
毎日精油に接するアロマセラピストなら
決してそんな使い方はしないと思う
危険な方法です。

自社ブランドのその精油は
クオリティがとても良いから大丈夫。

わざわざアメリカからこの方法の創始者が
来日するというので、
講演会にでかけたのですが、
「??」の内容に驚き、
アロマセラピーや精油についての知識のあまりない方が
精油を販売している事実にもっと驚き・・。


先日、ケアルームにこられたお客様の
手や首に茶色の大きなシミを見つたので理由をお尋ねすると、
このアロマセラピーの方法で精油を直接塗布したところ、
このようになったと教えてくれました。

shikisochinchaku

色素沈着だけですんだらまだましです。

なかには、全身がかぶれて
救急処置に大学病院に運ばれた方もおられますし、
赤ちゃんの柔らかい肌に精油を直接塗布し、
お母さんの手も赤ちゃんの背中も
ただれてしまった例もあります。

アロマセラピーは穏やかな自然療法ですが、
使用方法を間違えると大切なおからだを傷つけることもあります。

どうぞ専門の知識を持った方に
きちんとした説明を受けてから安全にお使いくださいね。

私たちも臨床アロマセラピストとして責任持って
安全な使用についてお伝えしていく重要性を感じています。



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