先週末、法事で和歌山へいきました。
田舎では夜明け前に目が覚め、
山に夜明けの太陽が昇るのを
じっと眺めていました。

何度見ても、誰と見ても、一人で見ても、
夜明けの空と夕焼けの空は
荘厳で静かで、懐かしく、
魂のスペースがどんどん広がり、
どんな言葉で表現しても、
表現しきれないほど心が動きます。

山の稜線が、うっすらと明るくなり、

一瞬で金色の光に満たされます。
ピンク色や、薄い緑色の光、
オレンジ、黄色、紫、白、赤・・。
生まれたばかりの色が、
しっかりと密度を持ち始め、
空を明るく染めるころ、
期待していた山のてっぺんの、ちょうどあのあたり!に
まぶしい光が差し込みました。
新しい今日が生まれる瞬間に、
立ち会えたことへの喜び。

毎日、毎日、何億年と
この地球のすべての場所で、
飽きることなく、愛と調和に満ちた完璧なショーが
行われていることに感謝の祈りをささげました。
光に包まれていると、
意識は遠くを旅していきます。
「ありがとう」の中で、ゆっくりとこの世界に
戻ってきました(*^_^*)


こんな素晴らしい光に包まれたのにも関わらず、
今週のわたしは、いろんな出来事の中で
自分を見失い、迷っていました。
いのちを生きる中では、
ときに迷いと悩みの中で
ぼんやりとなすすべもなく立ち尽くすことも
しばしばあります。

そんな時は、わたしはゆっくりとアロマバスに入り、
本棚から、直感で選んだ本を読み、
半身浴を行うようにしています。
ケアルームでは、100%自分を明け渡し、
セッションに集中したいからです。
お水をバスルームに持ち込み、
とても長い時間、お風呂で過ごすこともあります。

今週選んだ本は、
ケント・M・キースの
『それでもなお、人を愛しなさい』


ハーバート大学の学生だったケント氏が書いた
「逆説の十か条」は
静かに広がり、世界で語られ、
20年たって、インドのカルカッタのマザーテレサの
〈孤児の家〉の壁に落書きされ、
それを読み感動したマザーテレサが、
詩としても書き残したのです。

「逆説」というだけあって、
その言葉には、深い意味が込められています。

マザーテレサのように大きな志しもなく、
平凡に生きているわたしですが、
これらの十か条を思い出し、励まされることが
よくあります。

「それでもなお・・」
ということろが、
一筋縄ではいかない、人生の意味への
思いや、優しさや意思が表れているようです。

がっかりすることや、
信じられないと思うことがあっても、
「それでもなお・・」
人を愛し、信じ、思いやり、
勇気を出してすすんでいこうと、
この本のメッセージをしっかりと受け止めました(*^_^*)


簡単に読める薄い本ですので、
本屋さんで見かけたら、
「逆説の十か条」だけでも読んでみてください。

2つだけ、ご紹介しますね。
(以下、『それでもなお、人を愛しなさい―
人生の意味を見つけるための逆説の10カ条』早川書房
ケント・M. キース (著), Kent M. Keith (原著), 大内 博 (翻訳)
より引用)


1.人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
   それでもなお、人を愛しなさい。

4.今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
   それでもなお、良いことをしなさい。