昨日は、大阪市大医学部で
アロマセラピー学会の地方会が行われました。

今回は、
NPO法人関西アロマセラピストフォーラム(KAF)の
理事の先生方がほとんど発表者として演台に上がられ、
またわたしがアロマセラピーを学んだ
スクール関係者の発表も4題ありました。
懐かしいスクールの同期や後輩たちとも
近況を報告しあい、久しぶりの出会いを楽しみました。

学会のあとは、
KAFのミーティングがありました。
HPについても、
記念講演会についても、
会員特典やセミナーなど

決定事項がまだまだ驚くほどあります。
なにかを立ち上げるときの「産みの苦しみ」とは
よく言ったもので、
本当にたくさんの学びがありますね(>_<)

会員特典の精油辞典の校正が終わりましたので、
抄録のデザインにかかります。
HPもきれいに仕上がりつつあります。
ぜひごらんになってくださいね!(^^)!


学会のご報告をしようと思っていたのですが、
土曜日の朝の訃報で、
ターシャ・チューダーさんと宮迫千鶴さんが
なくなられたことを知りました。

お二人とも大好きな女性でした。
ターシャは半年ほどまでに、展覧会に行ったばかり。
そこでもまた美しい庭園の写真集と
キリスト教のおいのりの絵本を購入したのですが、
子どもたちは優しい色使いの「おいのり」の本の挿絵が
大好きでした。

19世紀のアメリカの暮らしをそのまま再現した
素朴で、シンプルな生活と
すべてのものに感謝の心を惜しみなく与えた
ターシャの生き方は、わたしをいつも励ましてくれています。
92歳でお亡くなりになりました。


そして、ターシャの訃報の横には
画家で作家の宮迫千鶴さんの訃報が並んでいました。
子どもが天真爛漫に描いたような
素朴なシンボルのようなメタファーに富んだ図形を
用いた作品がとても好きで、
やはり展覧会があると足を運んだ画家でした。

画家としてだけでなく
作家としても活躍されていました。

ターシャは名前とお庭は知っていたのですが、
深く興味を覚えたのは、宮迫さんの著作からでした。


どの本も自然の中で、こころとからだを
つむぎあわせながら生きる宮迫さんの
思いがよく表れていますが、
タイトルの言葉の美しさが際立つ
「美しい庭のように老いる」はおすすめです。



宮迫さんがあこがれる「老女」、
ターシャを始め魂の成長期である老いを豊かに、
スイーツに生きる女性に焦点をあてて
美しく老いるとはどういうことか、
考えさせてくれます。

宮迫さんはまだ60歳で
「老いる」前に旅立ってしまわれました。
そして尊敬し、あこがれていたターシャと同じ欄で
訃報を紹介されることの縁の不思議さを感じます。





さようなら、ターシャ、
さようなら宮迫さん。
滝の絵はまだ待ち続けています。
どうぞ向こうの世界でも、伸びやかに
暮らしてくださいね。
ご冥福をお祈りいたします。
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