ケアルームを立ち上げてしばらくしたときのこと。

まだお客様も少なく、
応援の気持ちでトリートメントを受けにきてくれた
友達と、一緒にお昼を食べていたときです。

友人から
何のためにアロマセラピーをしているの?

と尋ねられました。


わたしはしばらく考えて

愛と調和のため

と答えました。

愛と調和、ラブ&ハーモニー
これはわたしの大切なマントラでもありました。

でもこの答えはあまりに抽象的で、
友人の問いへの答えにはなっていなかったかもしれません。
今でもあのときの友人の
「へ?」という顔が忘れられません。


忙しくて自分の時間がとれなくなって
中心軸がぶれそうになると
どうしてアロマセラピーをしているのか、
アロマセラピストになったのか、
思い出すようにしています。

愛と調和を実践できる平和な空間が
それぞれの存在の輝きとともに
笑顔をつむぎ合わせ、
世界に喜びと愛を伝えることができるようにと
願いました。

病に傷つき、
仕事に悩み、
ただゆっくりと呼吸がしたいと訪れてくれた方が、
温かい手のぬくもりや
自然の植物の香りにこころとからだを解放し、
良い出会いに恵まれ、
新しい人生を歩み始めます。


昨日は、そんな大切なお客様が
産後のアロマセラピーに、小さなお子さんと一緒に
訪れてくださいました。

マタニティケアで何回も
お腹の中でアロマセラピーを受けていた
赤ちゃんが、
アロマセラピーを受けて静かに眠る母の横で、
口をぽかんと開けて、リラックスして
すーすーと眠っています。

平和

とは何も恐れず、
自分をいとおしみ、自信を持ちながら
無防備に心身を解放できることなのかも
しれません。

アッシジの聖フランチェスコは
自らを「神の平和の道具」として使われることを
願いましたが、
わたしもフランチェスコには遠く及びませんが
愛と調和のために
アロマセラピーを道具として用い、
この世界に光と平和をもたらすことができることを
こころから願います。


今日はこれから、
里親をしているタイの男の子へ
プレゼントの折り紙と
メッセージカードを作ろうと張り切っています(*^_^*)
わたしのチャイルドはもう3人目。
1人目の子は、彼が住む村自体が整備され、
無事、里親制度自体が卒業となりました。
たくさんの手紙と絵が残りました。

2人目の男の子は、
突然、村を引っ越すことになり、そのまま
さようなら、になりました。

いま、里親になっているのは5歳の男の子。
彼が両親や兄弟と一緒に暮らし、
安心してぐっすり眠れるといいな(*^_^*)
可愛いカードを作ってきますね!
みなさんもぐっすり眠ってくださいね。

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