先日、映画「アース」を見ました。
氷がどんどん解けてしまい
北極の白熊くんが食べ物がなく、
へたりこんでいる表情が切なかった・・。
水を求めてただひたすら歩き続ける象は
修行僧のようにも見えました。

ラブロック博士が提唱するガイア理論では

地球はひとつの生命体であり、
たとえばどこかの国で、爆弾が落とされれば
地球の反対側のわたしたちの思考や感情にも
影響を与えるといいます。
わたしたちが、今日、なんとなく気分が沈み
物悲しいのは
わたしたちの個人的な出来事ではなく、
地球のどこかで戦いが行われ
たくさんの悲鳴がこだましているからかもしれないのです。
わたしたちのからだは
自分のものだと考えがちですが、
からだのうちにある、
こころや精神と密接な関係があります。
さらにこころとからだは
環境や自然や地球と深く関わっています。
そしてこころとからだの奥深くに静かに
存在する魂は、
環境や自然や地球をつかさどる大いなるもの
(サムシンググレート)と呼吸のように
つながりあっています。


からだに触れ続けていると
気づくことがたくさんあります。

昨日のお客様のからだは
1年前に初めてこられたころがうそのように
弾力と張りがあり、ほかほかと暖かくなり、
生きるエネルギーがほとばしっていました。

ひとのからだは発信機なのだ、と
感じています。

喜びの発信機であり増幅器なのです。

アロマセラピーで用いる精油は
植物の芳香成分ですが
植物はこの芳香成分を使って
植物同士で会話しているという研究が
日本でも精力的にされています。
もちろん、フィンドホーンでは
植物は人間にも話しかけてくるのですが、
実は精油を用いてアロマセラピーを行っていても
植物はわたしたちにメッセージを送って
くれています。

深いリラクセーションに導かれ、
意識の働きをしばし休め、
無意識の活動に身をゆだねると、
活発にからだとこころと魂と植物が
エネルギーの交換を始めます。

植物の微細なエネルギーと共鳴したからだは
そのまま自らがメッセージを増幅させ、
地球全体に向けて発信していきます。


発信機であるわたしたちのからだは
自然や宇宙や地球といつもいつも
休むことなく、情報を交換しあっています。
ただ、メッセージを受けるという受動的な
働きだけではありません。
わたしたちは愛も、喜びも世界に贈ることができるし、
憎悪やねたみや怒りや悲しみを発信することもできます。


完璧ではないけれど
少しずつだけれど、
喜びと愛と調和をわたしの内に満たし、
世界に発信していきたいと思います。
ほっと、深呼吸して。
あなたと一緒に。






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