ケアルームの帰り、
子どものノートを買うために駅前の
スーパーによりました。

健康のため、えっちらおっちら

3階まで階段をあがっていると
上から降りてきたのは
去年まで下の娘と同じ保育園だったママ友達。

「元気〜?」
と声をかけて、
本当なら夕方の忙しい時間、そのまま
急ぎ足で手を振って別れるはずなのに、
じっとわたしの顔を見ているので、
気になって、
「大丈夫?」
と尋ねました。

「ううん、大丈夫じゃない。
ずっとお休みないねん。
もうふらふら・・・」


彼女は総合病院のとても働き者の
ナース。
4人の子を育て、夜勤をこなし、
いつ見ても、走っています。

「お休み、ないねん。」
「年末は?」
「仕事やねん」
「お正月は?」
「仕事やねん」

思わず駆け寄って、
階段で、タッチ。
ほんの短時間だけど
彼女の肩に手をおいて、
少しでも楽になるように・・・


「ありがとう」
そういって、涙を拭き、
階段を下りていきました。
今からきっと走って保育園にお迎えに
いくんだろうな。

大丈夫かな。

働くお母さんこそ、
子育て中のお母さんこそ、
ゆっくりと深呼吸の時間が必要なのです。
そんなこと、分かっているよ、
とみんな思いながら、
きっと今日も走っているんだ。
わたしもそうですが。

せめて、
夕焼けが、
朝の太陽が、
月の光が、
尽きることのないエネルギーを
降り注ぐことを祈ります。



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