わたしは9月生まれなので、
そうかもしれませんが、
いつも9月になると心がざわざわと
さざなみのようにざわついてくるのです。

暑い暑い夏を乗り越え、
からだもほっと一息をつき、
食欲と学びの秋に向かう、
ちょうど、ぽかっとあいたような
宙ぶらりんなとき。


ドイツの神智学者のシュタイナーは
人間の成長をおおまかに
7年周期として説きました。

これは本当にそのとおりだなあ、と
私自身の人生を振り返ると
感じます。

松井るり子さんの著作に
『7歳までは夢の中』という
とても美しいシュタイナー教育の読み物が
あるのですが、
7歳までの子どもたちは
ファンタジーの世界に住んでいますよね。
そしてファンタジーの世界から
抽象的な世界について理解ができるようになり
文字や数字を学びはじめるのが、
ちょうど7歳前後。
ちゃんと意味があるのですね。

そして、人生の基盤がゆらぐほどの
激しい精神的な成長をとげる14歳の
思春期。

自分という存在を育み、
形がみえてくる21歳。

きっかりちょうどではないかも
しれませんが、
だいたい、7年ごとに
種まきと収穫を繰り返していることに
なります。

35歳、わたしはアロマセラピーを
自分自身がやり遂げる仕事と定め、
本格的に学びはじめました。

それから約7年。
想像を超えるほどの豊かな収穫の実を
刈り取っています。
たくさんの出会い、
学び、
感謝と喜び・・・。


予想は裏切られましたが、
期待を超えた素晴らしい実がなりました。

そして、今、次の7年に向けての
種まきについて考えます。

心がざわざわと波立って、
何がしたいの、
どこに立っているの、
なんのためにするの、
と問いかけます。

未知の世界に飛び込むのが
本当はちょっと怖い。
失敗を恐れる気持ちもあります。

9月。
ざわざわのさざめきの中で、
ゆっくりと考える時間をとっています。
きっと良い選択をすることができると
信じています(*^_^*)
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