先日、ホリスティック医学協会の理事会に
参加してきました。
全国から錚々たる先生がたが集まり、
素晴らしいエネルギー場のなかで
様々な話題について議論を行いました。

わたしがホリスティックという考え方に
初めて出会ったのは1991年くらい。
自らの病気をなんとか克服するために
もがいていたときでした。
アメリカのアンドルー・ワイル先生の
著書を読み、代替医療というものを知りました。
民族学を志していたわたしは、世界各地に伝わる
民族医学には興味があったのですが、
いざ自分が病気になったときはやはり西洋医学
しか頭になかったのです。

ワイル博士や帯津良一先生、ラリー・ドッシー先生
などの本を読み漁り、
ホリスティックな見方、
西洋医学の医師たちがホリスティックな医学を
目ざしていること、
自分のからだは医者まかせにするのではなく、
自分でコントロールすることができることを
学びました。
あのときはもう、わくわくしたなあ。
ずっと病に伏せっているわたしにも
「できること」があるという希望で
毎日生きていました。



たんぽぽ1




ホリスティックとはギリシア語の
「holos(全体)」を語源とし、
「全体的」「全的」「つながり」「バランス」
などと訳されます。
同じ語源からは「whole」(全体)や「heal」(治癒)
などがあります。

ホリスティック医学をひと言でいうならば、
患者さんを病気だけに注目してみるのではなく、
人間をまるごと全体的にみる医学といえます。
健康や癒しというのはこころとからだとスピリットの
バランスや全体性と深く関係しています。
からだとこころとスピリットを備えた
病気に悩むひとりの人間まるごとを対象に、
その方の生きてきた背景や物語を
大切にしながら、
自己治癒力を高めていくための治療を行います。

ちなみにホリスティック医学協会ではホリスティックを
つぎのように定義しています。
1. ホリスティック(全的)な健康観に立脚する
  人間を「体・心・気・霊性」等の有機的統合体ととらえ、社会・自然
  ・宇宙との調和にもとづく包括的、全体的な健康観に立脚する。

2. 自然治癒力を癒しの原点におく
 生命が本来、自らのものとしてもっている「自然治癒力」を癒しの原
  点におき、この自然治癒力を高め、増強することを治療の基本とする。

3. 患者が自ら癒し、治療者は援助する
 病気を癒す中心は患者であり、治療者はあくまでも援助者である。
 治療よりも養生、他者療法よりも自己医療、が基本であり、ライフス
 タイルを改善して患者自身が「自ら癒す」姿勢が治療の基本となる。

4. 様々な治療法を選択・統合し、最も適切な治療を行う
 西洋医学の利点を生かしながら中国医学やインド医学など各国の
 伝統医学、心理療法、自然療法、栄養療法、手技療法、運動療法、
 などの各種代替療法を総合的、体系的に選択・統合し、最も適切な
 治療を行う。

5. 病の深い意味に気づき自己実現をめざす
 病気や障害、老い、死といったものを単に否定的にとらえるのでなく、
 むしろその深い意味に気づき、生と死のプロセスの中で、より深い充
 足感のある自己実現をめざしていく。

つづきはまた次回に!