乳がんは日本人女性がかかりやすいガンの
なんと第1位になっていて、
30人に一人がかかるといわれるほど
ありふれた病気のひとつになっています。
早期発見をするとほとんど治癒するけれど、
発生率や死亡率は実は年々増加しているのです。
欧米では検診の普及により、
死亡率がどんどん低下しているのに、
日本では検診があまり普及していないことから、
発見時には手遅れのケースも多いのだと聞きます。
去年、関西医大付属病院乳腺外科の医師であり、
大切なお姉さまを乳がんでなくされたことを
きっかけに、乳がん検診をすすめる
《J.POSH 日本がんピンクリボン運動》を
精力的に行っている、田中完児先生から
乳がんについて勉強させていただきました。
乳がん患者さんの告知からの心の変化、
不安の変化について、
乳がんになったことで起こる、家族やまわりの
人々の恐怖と葛藤と複雑な気持ち、
手術を含むつらい治療を耐えなければならないのに
患者さんはとても孤独であること、
痛みや悲しみについて、
丁寧に丁寧に、情熱を込めてお話しして
くださいました。
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