つむぎの森へようこそ〜Loving Touchcareでこころとからだの深呼吸

ホリスティックケア、Loving Touchcare、クリニカルアロマセラピー、ラヴィングベビータッチ、医療的ケアが必要な子へのタッチセラピー、クォンタムタッチを行う大阪京橋のケアルーム 。 こころとからだがゆったり呼吸できるセラピューティックな場を提供しています。

三十三所巡りの信仰と至宝展

京都国立博物館で開催中の『西国三十三所の信仰と至宝展』、明日までの会期と聞き京都七条へ行ってきました。
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西国三十三所巡りは、奈良の長谷寺の開基、徳道上人が地獄の閻魔大王のお告げを受けて、人々を救うために三十三の観音霊場を定めたと伝わる聖地を巡る日本最古の巡礼路。
その長さは千キロに及び関西一円と岐阜、播州、舞鶴を含みます。

二十代の頃から始めた西国三十三所巡りですが、あと6寺で満願です。極楽浄土へのパスポート になるそうです。
何度も足を運んだお寺もありますが、御本尊の秘仏はなかなか拝見することはできません。
今回、国宝級の仏像が一堂に会しているのは圧巻でした。
聖徳太子が開き、空海や親鸞や多くの宗教家たちへインスピレーションを与える場であった京都頂法寺(六角堂)の如意輪観音像や、艶やかと表現したくなるような圓教寺の如意輪観音像。
カヤの一木から掘り出された醍醐寺千手観音像の造形の緻密さに驚きます。
個人的には、やはり仏像はその土地の祈りの場の中で対峙するほうが、目に見えぬ仏への畏怖の念や信仰のエネルギーを感じられます。
昔の人々の想像力をかき立てただろう地獄図も興味深く、閻魔大王を中心とした地獄の裁判制度が思ったよりずっと複雑で公正さを重んじるシステムでした。


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帰りに三十三間堂にも寄ろうと考えていましたが、博物館の本館は片山東熊の設計になる煉瓦造平屋建ての美しいフレンチルネサンス様式の建物。これを見るだけでも価値ありです。広〜いお庭がほぼ貸し切りでした。お庭の展示物や重厚な正門わカフェ、結局朝から晩まで1日過ごしていました^ - ^


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治療は文化である

予約していた本が届いていました。
臨床心理学増刊号『治療は文化である 治癒と臨床の民族誌(エスノグラフィー)』

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土井健郎氏の『甘えの構造』、河合隼雄氏の『中空構造日本の深層』、中井久夫氏の『治療文化論』から令和の今、文化と治癒に関わる状況は大きく変わり、新型コロナウイルスで人の心や関係性も様変わりしています。

「文化は実践現場の身体感覚に根ざし、それに気づき磨き上げるといけところに感受される」森岡正芳

『居るのはつらいよ』の著書、東畑開人氏の「平成のありふれた心理療法ー社会論的展開序説」も読み応えあり。
とくに、「霊」と「心未満」と「心」を独自に定義し、西欧で発展してきた心理療法が日本において「東洋医学的な」土着性を帯びてくる考察には、スッキリボタンを何度も押しました。
「共同体優位の社会では問題を外部に見出す霊的治療文化が機能していたが、共同体が解体し、個人化が進んだ社会めは、問題を内部に見出す心理学的治療文化が必要とされる」

#読書記録

鬼ごっこと脳機能

定休日。ひたすら勉強。
今年はたくさん試験を受けるので、毎日、仕事が終わると試験勉強をしてから帰宅して、課題レポートや動画視聴、実技の練習、ケースのためのzoomセッション、積み上げたら50センチ以上になる分厚いテキスト、それに関連図書と格闘しています。
複数の領域を並行して学んでいると、あれ、あの用語は、あれ、このケースは、あれこの部位の神経支配は、とごちゃごちゃに💦
今日は、「鬼ごっこ」をするときの脳の働きを脳機能モデルやICFモデルを使って分析。鬼ごっこ、深いです。
休憩時間はこの本を読むのを楽しみに。

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蘇りの地で

熊野に来ています。

星を見に来ました。
天の川が乳白色の帯のよう。
夏の大三角、こと座のベガ、わし座のアルタイル、はくちょう座のデネブ。
大三角よりも木星が目立っています。木星ってこんなに大きかったかな。
赤いアンタレス、わしを射ようと弓を向ける射手座、そして、ヒューンと音がしそうでしない流れ星。
ハワイ島の4000mのマウナケアの山頂からみた星空を思い出します。

時間がゆっくり流れています。
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こどもたちが小学生くらいまでは、熊野本宮にほど近い野営場で毎年キャンプをしていました。
1日川に入り、川底を掘ると温泉が出てくるので身体を温め、大斎原から熊野本宮、湯峰温泉を巡るのが定番のコースでした。

お金をかけることはできなかったけれど、コンパクトカーにテントとシュラフを乗せ、北海道や九州、上高地、乗鞍などあちこちを旅しました。
そんな日々がずっと続くと思っていたのですが、さすがに中学に通うようになると全員揃っての旅は難しくなり、数年ぶりの熊野。暑いです。

熊野本宮へのご参拝の前には、必ず湯の峰温泉に泊まり、湯垢離(ゆごり)をすることが習わしだったといいます。
湯の峰温泉は、死を目前にした小栗判官がここの薬湯で湯治を行い病から回復を遂げたと伝わる奇跡の湯、
有名な壺湯の入り口には東光寺というお寺があります。
1800年前と伝わる湯の花の自然石が薬師如来そのもののお姿をされているのです。
ちょうど豊かな胸のあたりから薬湯が流れていたという伝説から「湯の胸」→「湯の峰」温泉と名付けられています。
何度も訪れていながら、今回初めて、湯の花の薬師如来の像を見せていただくことができました。
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熊野は蘇りの地といわれます。
平安時代には後鳥羽上皇はじめ多くの貴族や人々が、ありの如く列をなして熊野を詣でました。
熊野を詣でることは、黄泉の国へ行き、また現世に戻る蘇りのプロセスを体験することでした。

蘇りの土地で出会う人は優しく、かじかの声が響いています。
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こどもたちのこころとからだ

昨夜は娘と夜中2時すぎまで語り合っていたので、
起きられるか心配だったのですが、
朝8時スタートのビルディングブロックアクティビティの創始者、
セシリア・ケスター直々のオンライン講座に間に合いました。
BBAは特別支援を必要とする人の身体的基盤をつくるエクササイズ。
認定講座は数年前に修了していますが、
今日は初心者に向けたエクササイズ中心の講座でした。
身体へのリズミカルな刺激で、
神経系が活性化されました。

シンプルで心地よい刺激は、汎用性がありますね。

7月8月は新規のクライアントが増え、
あっという間に9月末までほぼすべてのご予約枠が埋まりました。
その多くは、保育園児や小学生、中学生、高校生、大学生などのこどもたち。
新型コロナでの活動制限は、じわじわとこどもたちの心から活力を奪い、養育者の心身も大きな負担で、一緒に倒れてしまいそうです。
どんなサポートが適しているかな、
身体から、心理面から、認知から、行動から、
遊びから、歌うことから、見つめ合うことから。
わたしはわたしにできることを、淡々と熱く、
冷静に、情熱的に行うのみ。

光と闇から光と色へ 熊谷守一展

4連休はとある心理療法のオンライン研修。
朝から晩まで、理論と技法とロールプレイを。これまでにも何度となくこの技法を学び、行ってきたロールプレイですが、新型コロナの自粛期間ということもあり、「語る」ことでのカタルシスをしみじみと実感しました。
親身に、真剣に聞いてもらえるって本当に大切。

お休み最終日の今日は子どもたちと伊丹の美術館で開催中の熊谷守一の「わたしはわたし展」へ。
対象物を究極まで掘り下げ、描き続け、単純だけれど考え抜かれた構図と色彩で表現している晩年の「モリカズ様式」の作品が大好きです。
何年か前、熊谷守一の故郷の岐阜の付知を訪れ、できたばかりの熊谷守一美術館で出迎えてくれた「猫」も、今回の展示の中にありました。
このときの「猫」のしおりを、こどもたちのお土産にしたら、こどもたちも熊谷守一の大ファンになり、今回の展覧会を心待ちにしていたのでした。
97歳まで生きた熊谷守一は、「無理をしない」「わたしはわたし」を貫き、仙人と称されることもしばしば。
でもその人生は、順風満帆とは言い難く、東京芸大を首席で卒業しても貧しく、子を何人も亡くし、失意の中で描いた作品は、慟哭が聞こえてくるようでした。
初期の作品は、「光と闇」を描いたものが多く、薄暗い部屋の中にあるランプから漏れ出るわずかな光の粒子をとらえた作品には絶望の中で光(希望)を見出そうとしていたのでしょう。
初期の作品からずっと見ていくと、晩年の「モリカズ様式」の単純な形態と輪郭線、迷いのない色の作品が生まれたのは、80歳近くになってからでした。
自分とは何か、自分らしさとは、ありのまま、とは、と試行錯誤を繰り返し、問い続けて、ようやくたどり着いた境地だったのです。
同じ構図の絵を何枚も何枚も描き、写し、配置を考え、光の当て方もかえ、時間をかえ、天候を変え、同じテーマを描き続ける努力のひとでした。
今月いっぱい開催です。お近くの方はぜひ。感染対策もきっちりされています。
岐阜のつけち美術館は、巨大猫が出迎えてくれますよ。
今回も猫ちゃんグッズを色々買い込んできました^ - ^大満足。

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タッチケアレッスン、再開♪

新型コロナのために延期になっていたタッチケアレッスンも復活!
今日は、大家族で暮らすIくんが、お母さんと若いおばあちゃまと一緒に来室。
プレイハウスの中から、この笑顔💕
可愛い、可愛い♪

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赤ちゃんの動きには何一つ無駄なことがありません。アイコンタクト、お口の開け方、声の出し方、おもちゃへの手の伸ばし方、掴み方、放り投げ方、舐め方、ハイハイの仕方、遊ぼうと誘う表情や手の上げ方、笑い方。
没頭して集中して遊ぶ時間が、身体を育み、見守る家族のまなざし から
社会性やコミュケーションを学びます。
お母さんと、おばあちゃまの優しいまなざしとともに、植物オイルを用いてタッチケア 。

おててが、グーンと頭の上まで伸びて気持ちよさそう。

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左手と右手のバランスも良くなりました。
2時間近く、ずっとにこにこと遊び続けました。
0歳児でこの集中力、素晴らしいです^ - ^
楽しかったね!今度はどんな表情をみせてくれるのかな。


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手遊び歌とタッチケア

今日はzoomで「手遊び歌タッチケア」オンライン講座を開催しました。

ラヴィングあいうえお、とセルフタッチケア から始まりました。
画面に映る懐かしい学びの友の顔。
会いたかったなあ、会えてよかったな、そんな思いを伝え合いました。

手遊び歌と共に行うタッチケア は、視覚、聴覚、触覚、前庭覚、固有覚への適切な刺激となり、毎秒ごとに成長している赤ちゃんやこどもたちの身体、情動、神経系に働きかけ、成長発達の土台になります。
表情認知や社会脳、感覚統合、アタッチメントにも関わります。「遊び」を通して、身体を心地よく動かし、情動共鳴と共感を学び、経験を反復して消化し同化する過程は、内的世界の豊かさにもつながります。
手遊びタッチケア を作り上げていくグループワークも盛り上がりました!
どこにフォーカスして、どんな目的でタッチケア を行うか、視点がグーンと広がりました。みんなの考案した手遊びタッチケア 、早く実践してみたいです♪
ご参加くださったみなさま、ありがとうございました😊

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まなざし、声、手で、こころで触れる。あなたへ、わたしへ

先日のO大学看護学生への「触れるということ」の講義の課題レポートが届きました。
看護を志す若い学生のほぼ誰も知らない、
聞いたこともない「タッチケア」についての90分のオンライン講義。
100近いレポートには、長い自粛生活や新型コロナでの不安や先の見えない心もとなさ、
課題に追われ、物足りなさや孤独を感じていた学生のみなさんが、
「自分自身にふれる」「他者に触れる」感覚に戸惑いつつも、
懸命に感じとり、表現しようとするプロセスが紡がれていました。

とても暖かい気持ちになりました、
家族との時間を思い出した、
生きていると実感できた、
じぶんで自分をこんなに大切に触れたのは生まれて初めてだった、
なぜか、涙がいっぱい流れて自分が疲れていたことを知った、
自分を大切にしてもよいのだ、と感じた、
相手の存在への尊重が大切だとわかった、
とても不思議だが自己肯定感があがった、
自分の在り方で相手の感じ方が全く変わることに驚いた、
一方向的なケアではなくて、触れる側も触れられる側からのある種のケア的なものを受け取っている、
安心感を与えることが出来るように、話し方や表情を柔らかくすることを心掛けた、
手だけでなく目線や話し方でも感じ方は変化するので、どうすれば柔らかい印象を持ってもらえるのかを重要視して行った、
自分の体に意識を向けることができた、
非科学的だと全く信じていなかったが実践で印象が180度変わった、
相手を思いやる気持ちで触れ、触れられることは、お互いを癒し、相乗効果を生むと感じることができた、
表情や言葉、つまりは視覚や聴覚からも相手の感情は感じ取れるものであるが、肌のぬくもりや柔らかさ、優しい触れ方といった皮膚感覚を通すことによって、視覚や聴覚だけからよりもはるかに強く相手の感情が感じられた・・・。

びっしりと書かれたタッチケア体験に対する素直な想いが静かな感動となって胸を打ちました。




「タッチ」を学びたい、と意思をもって自ら講座などを探して参加される場合は、少人数で安全の確保された状態でさまざまなフォローもできます。
でも大学での講義はある意味「予期しない望まない」状況で、
強制的に「ふれる」体験をすることになるので、ワークや言葉の用い方にとても慎重になります。

タッチケア自体は非侵襲的な、穏やかなコミュニケーションツール。
だれにでも、いつでも、どこでも、手軽にできるものだからこそ、
育ってきた環境や背景が見えない場合は、「触れる」「触れられる」ことで、
苦しみや悲しみを再体験してしまうこともあります。
オンラインで顔が見えない場合はより慎重に。

これから看護実習に出る彼女たちは、今は覚えることやレポートが山積み。
現場に出る緊張感、人間関係、人生経験も全く異なる患者との関わりに大きく悩み心折れる日もたくさんあるでしょう。

『まなざしや声や手が、自分を励まし、寄り添うものだと知った』と多くの学生が書いてくださっていました。

「触れる・触れられる」体験が「経験」へと昇華し、
これからの彼ら彼女たちが寄り添う気持ちを伝えるヒントになりますように。
感性豊かで、真摯に人と向き合おうと自らを鼓舞し、
挑戦を続ける方が看護を志してくださっていることに頼もしさを感じています。


オンラインでの講義ということで
同じ空間を共有し、息遣いを感じ、互いの神経系と共鳴して調整を行う対面の講義との違いを、
どのように寄り添いと共感を伝えるツールとして自ら体験できるのか、試行錯誤しました。
たとえ、画面越しであっても、まなざしを感じ、声のぬくもりを感じ、手の温かさが心に届きます。
でも、リアルに触れたいね、触れられたいね、大切に、大切に。

病気のこどもたちに寄り添うということ。こどもホスピス・小児緩和ケア人材育成プログラム

今日は、約8時間のオンライン研修でした。
横浜に2021年に設立予定の横浜こどもホスピスプロジェクト主催による、こどもホスピス・小児緩和への理解を進めるための人材育成プログラムです。
新型コロナのおかげで、横浜まで行かずとも、オンラインで質の高い充実した内容を受講することができました。
大阪に日本初のこどもホスピスを設立しようとプロジェクトが立ち上がったとき、小児医療に携わる医師や保育士さんにお声がけいただき、少しだけ関わりをもたせてもらいました。今はそちらでは積極的な活動を行っていませんが、医療的ケアが必要なこどもたち、小児がんのこどもたちへのタッチケアを通しての支援活動は6年になりました。
この活動で知り合った、医療を必要とするこどもたち、今日だいじさんたち、ご家族へのレスパイトやサポートを行う、素晴らしい先生方が講師をされていました。大好きなシブレッドも、楽しいワークを行ってくださいました。

長年、多くの子どもたちへ医療や教育、保育、遊びなどの視点で関わり続けておられる講師のみなさんの言葉は、重みがあり、胸に突き刺さりました。

病棟で出会うこどもたち、在宅で医療機器に囲まれ、こどもらしい表現や希望や思いや行動を制限されているこどもたちの見せる寂しさや孤独、不安な想いや悲しみ、罪悪感、自己を高低できない苦しさ。
自分自身のいのちと引き換えであってもいい、一日でも長く生きていてほしい、そんな思いで付き添うご家族のみなさんにのしかかる、さまざまな問題。
小児病棟の扉の前で、所在なげに親を待つきょうだいじさんたち。

生まれてきてよかった、そんな風に誰もが思える社会は、子どもたちにとっても生きやすい社会なのかもしれません。

今日の小児緩和ケア研修でも「遊び」の重要性が多く語られました。

北海道こどもホスピス設立に向けて精力的に活動されている尊敬する佐藤先生が、おっしゃった『発達』=developmentの意味。子どもたちにとって遊ぶことは生きること。

きょうだいじさんへ遊びを提供する活動を続けておられる「しぶたね」さんの代表、清田さんの当事者としての視点から、こどもたちのおもいを大人が勝手に規定するのではない、そのままの言葉や行動を受け止める在り方。

お子さんを亡くされた当事者である坂下裕子さんの振り絞るように発せられるグリーフについて深い考察。
「いる」ことの意味。

昭和大学附属病院院内学級の赤鼻先生こそ、副島先生の「今を生きる」こどもたちへのメッセージ。

横浜こどもホスピスの代表、田川先生の目指されるこどもも大人もレスパイトができる居場所に向けた思い。

病気のこどもの遊びの専門家、チャイルド・ライフ・スペシャリストの石塚さんの子どもたちの生きる力を引き出す遊びの意味。

小児緩和ケア医の多田羅先生からは病気の子どもたちへの治療的、心理社会的な支援とスピリチュアルケアについて。

わたし自身が病気のこどもたちやご家族へタッチケアを伝えるときに大切にしていることは、本人の思いを尊重すること。
そして状況が許す限り、たとえそれが、まぶたを震わせることだけであったとしても、遊びとしてタッチケアを家族で楽しめるようにすること。

大阪についで、横浜で、北海道で、日本各地で、当たり前のケアのひとつとして、こどもホスピスが根付くことを願います。

このプログラムは、四国・北海道・名古屋でも秋に開講されます。

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京都 百万遍からくろだにさんへ

所用で京都へ。京都は約一年ぶりです。
打ち合わせはさっくり終わったので、京都に住んでいたときからのお気に入り散策コースを2万歩近く歩きました!
スタートは百万遍の知恩寺で、新型コロナウイルス感染を封じる祈願の念仏会に参加させていただきました。

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京都大学入り口の交差点、百万遍の名前は、疫病と大きな関わりがあります。
1331年、後醍醐天皇の治める時に、京都に流行病が広まりました。
疫病を終息させるため、神社仏閣に平癒の勅命がくだりましたが、あまり効果がなく。
知恩寺僧侶たちにも要請があり、御所の紫宸殿の前でお念仏を称えたそうです。必死に称えた数が百万回を超えたころ、疫病が終息しました。その褒美として「百萬遍」という勅号を得たので、東大路今出川の辺りを「百万遍」と呼ぶようになったそうです。
わたしは特定の宗教に属したことはありませんが祈りの場に身を置き、観想することを好みます。
知恩寺のお坊さまの「新型コロナ消滅」への幾重にも重なるお経が清々しく、身体の中にひびきました。

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京都大学から吉田神社、モダンな大元宮から吉田山を歩き、茂庵を通り、黒住教の宗忠神社、紅葉で知られる真如堂へ。
真如堂は、紫陽花と菩提樹、また沙羅双樹と称される夏椿も満開でした。
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法然が比叡山から降りてこられて、安堵の思いで腰を下ろした岩を祀る西雲院、会津藩士の聖地から西山を見下ろす金戒光明寺の三重塔。
金戒光明寺で法然の一枚起請文の写経をしたかったのですが新型コロナ対策のため今回は自由写経を納めてきました^ - ^

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法然は地方の警察官の息子、目の前で父を殺され15歳から比叡山へ。以来28年間も厳しい修行を積んだのに、ここでの修行では誰も救えない、と山を降り、女子どもも救われるのだと最初に説いた方。女は往生できない、と硬く信じられていた時代。経典を隅々まで調べて、ようやく「女人」も救われると説かれたのです。
親鸞の草庵が、ほんの目と鼻の先にあることに、静かな感動。

zoom疲れ、していませんか?

4月からの2ヶ月で、自ら開催したもの、参加したもの含めてzoomを使ったオンラインでの講座や会議やセッションの回数は35回。この数が多いのか少ないのかわかりませんが、去年はゼロだったことを考えると、オンライン化が一気に加速したことはわかります。
土日はほぼzoom、夜も会議になることも多く、Facebookにもほとんど顔を出せないくらい、なんとも不思議な忙しさでした。
マンツーマンから数百人規模のウェビナー、既知の方ばかりのグループから、初対面の大グループまでさまざまな形態のzoomミーティングに参加して思ったこと。
「オンラインでのセッションや講座は想像以上に伝わる、タッチでさえも。
でも普段と違う何ががとっても疲れる」

今日は心理関係のzoomでのオンライン研修に参加しました。
心の仕事のオンライン化について、認知行動療法や精神分析、応用行動分析やマインドフルネスの立場からそれぞれの専門家のcovid19 の時代のオンラインでの心のケアのあり方について経験を共有する貴重な場になりました。

オンラインでタッチケアの講座をいくつか経験して思ったのが、皮膚感覚を伝えることの難しさ。
タッチには「同時性」と「実在性」という、直接の接触に欠かせない要素が不可欠とされているのですが、たとえ肌に直接触れなくても、「同じ空間に存在する」ことによって、相手の息遣いや衣ずれの音や心臓の拍動や匂いやノンバーバルな情報を無意識レベルで感じて協働調整していく神経システムが、微妙にずれていくことに対して違和感が生じてしまうのです。

たとえば、目の前のカメラにデカデカと映し出された相手の顔、
ミーティングや講義の間中、自分の顔が映し出され、人と話している時の自分の表情を見続ける、
他の参加者の真剣な表情が迫ってくる画面、
ある意味侵襲的な環境での、新奇な体験への適応能力が求められます。
最初は慣れなくて、参加するだけでフラフラでした。

「誰かといながら、一人でいること」が、zoomでは担保されにくいと他のセラピストの方も少なからず感じていると知り安堵しています。

これからも選択肢の一つとしてzoomでのセッションは無視できないものになるのでしょう。
まなざしと声はオンラインでも十分伝わります。
セルフタッチを使えば、暖かさを感じることもできます。

だからこそ、同じ空間に存在し、安全な環境の中での「触れ合い」はますます貴重な経験になりますね。
やる気がまた湧いてきました!

看護学生への「ふれるということ」

今日は某大学看護学生さんへ、精神看護の貴重な一コマをいただき、
「ふれるということ」というテーマで講義を行いました。
例年は大講義室での講義。
できるだけ一人一人の近くを歩いて、目を合わせてワークのフォローをしていたのですが、今回はオンライン!一体どうなる、とシュミレーションにも力が入りました。

うちのこどもたちの大学のオンライン講義をこっそり覗かせてもらったり、
配布資料を見せてもらったり。

そもそも全員が同じ時間に揃うのか、と講義以外のところに気持ちが向いてしまいましたが、
急遽、ほんのわずかな時間ですがお互いのお顔が見える状態でまなざしあいました。

これが良かったようで、質の高いバーチャルな空間を共有することができました。
2015年に始まったこの講義は、もともと看護実習前の学生たちに、
患者さまのからだにふれる心構えの一助になることを目的に依頼を受けました。


「ふれるとさわる」のワーク、
「まなざしと声」のワーク、セルフタッチケアを行いました。

ワークの前後での学生の表情の変化はリアルでもオンラインでも変わりませんでした。
むしろオンラインの方が、プライベートな空間になるので、自分の感覚をじっくり味わうことができたようです。
暖かいワークの余韻がまだ残っています。


長い自粛生活で、友人にも会えず、
自宅でひたすら動画やオンライン授業やレポートを頑張っている、
近い将来ケアギバーになられる彼ら彼女たちが、
自らのセルフタッチと声で癒され優しいタッチを贈ることができますように。

寄り道ラン

寄り道ラン♪
深呼吸。

毎日走ると、この地の主のカラスと話せるようになります^ ^

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ケアルーム再開に向けて

大阪の緊急事態宣言が解除され、今週からケアルームも日常が少しづつ戻ってきました。

感染対策の掃除や手洗いや、
お肌に触れたもの全て一人一人で総取り替えして高温殺菌洗浄をすること、
医療的ケアが必要なこどもたちと接するので、
体調不良の場合は来室をご遠慮いただくことなどは、
オープン時から当たり前のこととして行っているので
変わったことといえばフェイスシールド着用と検温を行うこと。

ぴっとおでこに向けて、体温を一緒に読み取ると楽しい気持ちになるから不思議です。

第二波への備えに手洗い、うがい、密をさけることも継続!
今日は定休日。
お天気もよく張り切って庭の手入れをしました。
土を触っているとこころが落ち着きます。

オリーブの枝を切り、
ミントと名も知らぬ草で生い茂っていた土を根っこから抜き、ふかふかに。
ビフォーアフターの違い、わかりますか?
もう一度芝生にしたいのでしばらく黒シートで覆います。
ここまででやっと1/4。梅雨までにがんばるぞ!!
夏野菜たちにもナメクジ棒をたてて、葉っぱを守ります!

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Profile
ようこそ〜つむぎの森へ




ホリスティックって?
ホリスティックholisticとは
ギリシャ語「holos全体」が
語源となり、「全体」「全的」
「つながり」「バランス」を
意味します。

同じ語源の言葉は、
『heal治癒』『health健康』
『holy』(聖なる)など。


身体と精神の統合・調和・バラ
ンスを大切にしています。
また自然治癒力を癒しの原点
におき、病気を成長への
チャンスと捉えることで
自らの人生の意味に気づき、
自己実現をも可能にしてくれる
と考えます。

アロマセラピーは、香りの持つ
心理的効果によりこころへ、
薬理作用によりからだへ、
またスピリットへも
ホリスティックにアプローチ
できる代替療法のひとつです。

<セラピストの本棚4>
<こころの治癒力をうまく引き出す>
黒丸尊治著


心の治癒力をうまく引きだす



わたしもお手伝いを勤めるホリ協関西支部の支部長であり、彦根市立病院緩和ケア科部長の大好きなこころから尊敬する医師、黒丸先生の著作です。


この著作では、ここまで書いてしまっていいの?というくらい、こころの治癒力について分かりやすい言葉で表現されています。
これまた尊敬する整体の先生が「これは治療家のネタ本やね」と感嘆するくらいです。
他人の評価ではなく、自分が心地良く生きることが、こころの治癒力を引き出す一番大切な治療法なのですね。
病気が回復する力とは何か、こころの治癒力を高めるには?治癒のメカニズムについて知りたいときに、ぜひご一読ください!
読んでいるだけで、こころの治癒力がひきだされていきます(*^_^*)

「思い込み」でがんじがらめになった心が自由に解き放たれる度☆☆☆☆☆

「まあ、いいか」とつぶやくことでこころの治癒力がどんどん引き出される度☆☆☆☆☆
セラピストの本棚<3>
<感情と看護
  〜人とのかかわりを職業と
   することの意味〜>

武井麻子著
医学書院


感情と看護―人とのかかわりを職業とすることの意味



看護のなかでもっとも光の
当てられてこなかった領域が
感情の領域である、と
著者はいう。

生や死、不安と葛藤、痛みや
苦しみを目の当たりにする
仕事を日々行い、しかも
「白衣の天使」としての偶像的
な役割までも期待されている、
感情労働者の感情を
ここまで語ってもいいの?
と感じるほど正直に描きます。

人との関わりを職業とする
すべての方に読んでいただき
たいです。


セラピストの本棚から<1>
クリニカルアロマセラピストとして
アロマセラピーを学ぶときに
ぜひ!読んでいただきたい
おすすめの本を本棚から選んで
ご紹介いたします。


<クリニカル・アロマテラピー
  −よりよい看護を目ざして>
ジェーン・バックル著
今西二郎/渡邊聡子訳
フレグランスジャーナル社


日本でも医療従事者によるアロマ
セラピー学会が設立され、アロマ
セラピーの代替医療としての可能
性も注目を浴びるようになってき
ました。

アメリカ補完医療研究所に勤め
る看護婦、ジェーン・バックル
は看護の場面でのアロマセラピ
ー導入についてあらゆる角度か
ら臨床経験と研究を重ね、その
結果を本書でまとめています。

アロマ礼賛だけではなく、独特
な客観的な態度も好ましく思え
ます。
アロマセラピーの豊かな可能性に心躍ります。
プロフィール♪
はやしひろこ
ホリスティックケアルーム&スクールつむぎの森主宰
20191


「こころ」と「からだ」つむぎあわせること・・
触れることは愛を伝えること・・

をライフワークとし、「心」「からだ」「エネルギー」「社会との関わり」の側面から多次元、多角的に人間存在について探求しています。

大阪京橋のケアルームつむぎの森では、祈りとともに「こころとからだを耕し、つむぎあわせる」心身を統合するセッションを行っています。
またラヴィングに触れるあり方とともにタッチケアを、セラピストや子育て中のお母さん、専門職の方へ伝えています。
また特別なケアが必要なこどものためのタッチケアを市中病院、NICU、緩和ケア病棟、在宅訪問、支援学校などで実践しています。

生きることを楽しむこと。
生かされているいのちへの感謝。
ひとりひとりの内なる神性を尊び、自らが輝きとなる世界に
Loving Touchcareを伝えています。

■ホリスティックケアルーム&スクールつむぎの森主宰
■Loving Touchcare Founder 

著書『ぐっすりねんね&ネ&すくすく元気! 赤ちゃんとママのしあわせタッチケア 』学陽書房


*「つむぎの森」「Loving Touchcare」は登録商標の認可を受けています。
ワークショップ・イベント情報
ご希望の方はホームページのお問い合わせフォームからご連絡ください。
www.tsumuginomori.com
乳幼児のためのラヴィングタッチ教室
<親子のラヴィングタッチケア教室・医療的ケア児のためのタッチケア教室>

2020年7月7日10時〜11時30分の受け受け中。

ご希望の方はホームページのお問い合わせフォームからご連絡ください。
www.tsumuginomori.com

*大好き、大切だよ、そんな想いを伝える乳児期のラヴィングタッチケアレッスン教室。
生後2か月からたっちまでの赤ちゃんを対象にしています。

大切なお子様と遊びの中で発達や絆をサポートできる楽しいタッチケアレッスンです。

*医療ケアが必要なこどものための小児タッチケア教室は現在小児科病棟での入院患児さんを対象に活動しています。在宅の方はつむぎの森から30分圏内での出張も承ります。
どうぞご相談ください。
お子様の症状などによっては受講いただけないこともあります。
まずはお気軽にお問い合わせください♪aroma@@tsumuginomori.com
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