5月13日、日曜日。
気持ちよく晴れた武庫川、兵庫医大の講堂にて
関西アロマセラピスト・フォーラムの第5回総会を
開催しました!
少ないスタッフでNPOを立ち上げ、
無我夢中でひとつひとつ噛みしめるように歩んできた5年でした。
この間に、アロマセラピーを取り巻く環境や
関わる人びとも変化してきましたが、
応援してくださる会員や
実行委員として夜のミーティングや
忙しい日曜日の一日をお手伝いくださったり、
一緒に活動をしましょう、と
声をかけてくださる団体など増えてきています♪
本当に本当にありがたいです。
どのスタッフも手弁当でボランティアです。
何が楽しいかと言ったら
志のある素晴らしい人びととの出会いや、
学びがたくさん用意されていること!
そして、
朝早くから、必死で走り回って無事に会が終わり、
みんなで乾杯するビールのおいしさ!!
大きなモチベーションになっています。
この日のために(?)普段は家ではビールもお酒も
まったく飲まないので、
格別に美味しいのです(*^_^*)
今回の総会のテーマは
「寄り添う心、支える手
〜震災支援と日本復興へのアロマセラピー」
でした。
自画自賛、手前味噌になることを承知で、
本当に本当に素晴らしい総会でした〜〜〜〜\(~o~)/
心残りは、
もっともっとたくさんの方とこの時間を共有したかった、
黒田さんや八巻さん、震災後すぐに現地で活動されている
看護師さんの「手を用いた関わり」を
ひとりでも多くの方に聞いていただきたかったです。
阪神大震災で被災した黒田裕子さん。

宝塚市立病院の副総看護師長を務められ、
アメリカでホスピスを視察し
ミシガン大学で「老人看護学」を修めた黒田さん。
災害看護の視点で、東日本大震災においても
いち早く現地に入り、
行政の手の届かない在宅の方への支援に
力を注いでおられます。
「災害支援におけるケアの役割」がテーマの
特別講演は、胸に突き刺さるエピソードや提言ばかりで
こうして、言葉に起こしていくことが難しいです。
「心」に「串」が突き刺さっている「患」者さんを
見守り続けるのが「看」である。
人間と向き合う原点とは、一体なんでしょう・・・・。
テレビの前で、机上で、いくら語っても何もわからない。
とにかく、現場にきてください。現場にしか
問題の解決はありません。
あなたがた、アロマセラピストは
あるいは看護に携わる方、
人のケアにかかわる方は
「今、ここで」何をしなければならいのか・
心のケアは、精神科医や心理学者だけではできない。
本当の心のケアってなに?
なにげない言葉が被災者の心を傷つけます。
家族をすべて失った被災者にどんな言葉をあなたはかけますか?
「頑張って!」
「お子さんの為にも元気になって!」
「みんな同じ」
「命が助かっただけでもよかった」
その言葉は当事者にとってどんな意味を持つのか。
本当にかけてほしい言葉も教えていただきました。
「寄り添う心」・・を言葉遊びにしないでほしい。
寄り添う心とは、相手が思うことをわかろうとする自分が
今、ここにいるということ…」
「手」と「目」と「心」で支えるために
わたしたちのこの「手」をしっかりと役立てるには、
今、何をしたらいいのか。
医療従事者でなくても震災支援でできることは
いくらでもある。
支援をうける「主役」は誰?
総会から3日たって、まだ、考え続けています。答えはでません。
ずっとずっと考え続けます。
基調講演の八巻明美さんの
「災害支援ナースとして〜
災害支援と保管代替医療〜」
も、あまりにも悲しい被災地での現実を
直視しました。

実家を失い、友を失い、自身が被災したなかで
何百人が避難する避難所でたったひとりで
ナースとして支援に取り組むとき、
一体何ができるのか。
少ないガソリンで避難所に入る。
帰りのガソリンはありません。自転車で?徒歩で?
がれきの街を、道がなくなり、目印もなにもなくなってしまった道を
何度も迷いながら歩く・・。
手持ちの薬は底をつき、
あっても市販薬のみ。
アロマセラピーをしたくても
数百人がひしめきあう体育館でトリートメントは無理。
でも、精油の香りを楽しむ方や
フラワーエッセンスが、多くの方の心を支えました。
何が、いいか、悪いか、ではなく
八巻さんも、「とにかく現地にきてください、見てください。」
と呼びかけます。
講演の終了後、控室で少しお話することができました。
泣かずに講演したのは、今回が初めてだった・・・と。
フラワーエッセンスの寺山順子先生も駆けつけてくださり、
フラワーエッセンスについてのミニレクチャーも
してくださいました!

関西アロマセラピスト・フォーラムでは
不定期ですが、アロマ希望応援として、被災地での活動を
行っています。
6月にも現地で活動の予定です。
何か月も先まで、ケアルームの予約が入っているわたしは
まだ被災地へ足を運ぶことができていません。
そのことが、いつもいつも心のどこかにあります。
近いうちに必ず、足を運ぶと決めました。
KAF副理事長の宮里文子さんも
阪神大震災の被災者でした。
自宅が半壊し、たったひとりで避難所で暮らし、
その後は子どもたちとともに避難所から仮設住宅に暮らしました。
17年たって、わたしはとても怖くって、とても傷ついてたんだ、と
今ごろ、ようやく自分の感情に気づくことができた・・。
東日本大震災が起こってからの宮里さんの
活動には、鬼気迫るものもあり、
その行動力の源泉が理解できたように感じました。
そして午後のお昼休み、
ラヴィングベビータッチのデモンストレーション。

午前中の講演を聞いて、
いったい、わたしに何が語れるのだろう・・と
悩みましたが、だからこそ、わたしたちの「手」には
人を支え、生かし、痛みや苦しみを和らげる力があることを
お伝えしたいと、心を込めて、語りかけました。
たった20分の時間でしたが、
ほとんどの参加者がデモの教室に集まってくださいました。
自らの経験を思い起こしておられるのか、
デモの最初から最後までずっと涙を流している方が
何人もおられました。
本当は、その方たちに触れたかったのですが、
それはかなわなかったので、「目で触れ」「声で触れ」ました。
大切なベビー人形のつむぎちゃんと
記念撮影♪

また
お昼からは
嵯峨御流の辻井ミカさんをお迎えして
「景色いけ」」を会場のみんなと楽しみました。。
水盤は自然そのままの景色。
森や水辺や池があり、野の花や木を
自然をそのままにいけています。
花をカットするたびに、よい香りが広い会場を
満たしました♪

その景色いけをバックに基調講演をしてくださったのは
飛騨高山オークヴィレッジで、
東京都と同じくらいの広さの森を守り、
100年使える家具を作り、
その木材から蒸留した日本の精油を広める活動をされている稲本正さん。
黒文字、お茶の席で使われる楊枝の原料となる木から
とれた精油はわたしも大好きで、ケアルームでも大活躍しています。
クスノキ科の爽やかななかに、グラウンディングを自然に
行える落ち着きのある香りです。
日本人にとって、日本の精油が持つ意味、
本当の精油とは?
あなたの持っているラベンダーはどんな精油?
アロマセラピーへの知識が深まる情報とともに
世界第2位の森林面積をもつ日本の森を守りたい、
稲本さんの情熱が伝わりました。
そして、KAF理事による分科会は、
大門理事長の
「介護、育児、マタニティ分野で使えるアロマのアクティビティ」
竹林直紀理事による
「マインドフルネスとアロマ」
春田博之理事による
「好きな色で選べるアロマセラピー」
村田正典理事による
「院内アロマセラピー研修を実施して」
を参加者が好きな分科会を選び
参加していただきました!
最後の打ち上げの懇親会です。
お手伝いくださったみなさま、
本当にありがとうございました。
最高のビールでした!

来年も5月の連休明けの日曜日の予定です。
みなさんにお会いできることを楽しみにしています。






















